京都女子大学の評判・口コミ【発達教育学部編】

志望理由

幼いころから親戚の子どもたちの面倒を見たり、近所の保育園へ月に１回ふれあい活動をしたりして、子どもに興味がありました。そのため、子どもたちに関連することを学びたいと本学部を受験しました。京都の大学を選んだのは、昔から京都という土地に憧れがあり、中学生のころから大学は京都に行きたいと思っていたからです。両親もそれを知っていたため、何とか認めてもらうことができました。本学の地方で実施される試験とセンター利用試験、両方を受け、受験結果は両方合格できました。

大学で勉強していること

保育士・幼稚園教諭の資格をとることに決め、それらの科目の単位をまずとってから、教養やとりたい授業を決めていきました。保育士と幼稚園教諭のための科目はおよそ重なっているのですが、それぞれのためのものもいくつかあり、なかなかの授業数でした。ピアノの授業や子どもと遊ぶための教材をつくる実践的な授業、児童の健康を保つための保健学や栄養学、児童福祉や心理学についても学びました。とくに心理学ではカウンセリングなども学び、箱庭や夢占いなどの世界も垣間見ることができました。

満足していること：一般人があまりいない

校舎は東山の端、長い坂を上った先にあります。そのため、大学周辺に住んでいる人か学校の関係者しかほぼ来ません。閉鎖的な空間といわれてしまうかもしれませんが、その分自然も多く、また、学びに集中することができる環境でもあります。そして、私の場合はピアノが家になく、練習ができないのですが、音楽棟には個別のレッスン室があり、遅い時間まで練習ができるので大変助かりました。また、パソコン室も複数あり、学校にしかない高価なソフトで統計処理の作業をすることが可能でした。

不満に感じていること：改築が進んでいない

新しいところは新しくなっていますが、古い校舎はびっくりするほど古いです。それも今取り壊しが進められているそうですが、もう少し早く行ってほしかったものです。校内に売店はありますが、一か所だけで昼休みはかなり混雑します。授業が長引くと、商品は申し訳程度しか残っていないということもしばしばあります。そして、昼食を食べられるような場所も少ないです。教室内を飲食禁止としていますが、飲食スペースがあまりにも少ないため、教室で食べていても職員も教員も黙認しています。

京都女子大学のおすすめ学部：発達教育学部

少子化を迎える現代において、個人個人がより子どもに対する知識や理解を深め、社会全体で子どもを育てていくという観点が必要であると考えます。その点、発達教育学部では、学術的な根拠をもって、子どもに関する課題や問題について学ぶことができます。

京都女子大学に通って良かった？

大きな大学に比べて華々しさはないかもしれません。しかし、他の大学に比べてここの学生は授業態度も良く、騒がしくて授業にならないなんてことはありません。一部寝ている学生もスマホをいじる学生もいますし、みんながまじめにやっているかといわれるとそれはわかりませんが、少なくとも真面目に授業を受けようとしている人間の妨げになるようなことはしない印象を受けます。学校に集まってそれぞれの授業やゼミを受けながらも、励まし合うことのできる人たちでした。