東北学院大学の評判・口コミ【経済学部編】

東北学院大学の特徴

東北学院大学はキリスト教の信仰に基づいた建学の精神を理念に掲げています。そのため学部にもよりますが、最低でも1年生時に4単位、3年生時では2単位のキリスト教学の授業が必修となります。また、毎朝1限目と2限目の間に礼拝堂で礼拝が行われており、教職員のみならず、時には外部から牧師の方をお招きして説教をいただくこともあります。多くの学生は初めてキリスト教に触れることとなりますが、その考え方や聖書の内容から学ぶことも多く、とてもいい経験であると思います。

満足していること：授業

学部学科内の授業には多くの種類があり、自分が学びたいと思う分野を探しながら履修を組むことや、特定の分野を極めるという組み方も出来るくらい豊富であると思います。また、自分が所属する学部だけでなく他学部の講義も受けることが出来るので、1つの考え方にとどまらず、知識や思考力を磨くことができます。進級条件や卒業条件として、この分野からいくつ単位を取得する等の制約もありますが、それでも多くの分野に触れ合える点が魅力的であると感じます。

満足していること②：サークル

部活動だけでなくサークル活動も活発かつ豊富です。大学のサークルというとネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。東北学院大学にもそのようなサークルは存在したかもしれませんが、私が所属した軽音楽サークルでは皆が真剣に音楽に向き合い、楽しく活動しておりました。演奏技術の高い方も多く、その中に混ざって自分も成長できたと感じます。サークルのおかげでとても楽しく充実した4年間を過ごすことができました。

不満に感じていること：キャンパスの立地

東北学院大学は現在3つのキャンパスに分かれておりまして、私はそのうち2つのキャンパスに通学しておりました。1.2年生と3.4年生でキャンパスが変わるという点にあまり不満はなかったのですが、特に3.4年時に通学したキャンパスは周りの道路が狭く、一方通行が多いため大変危険でした。また原付バイク等で通学する場合も、わざわざ遠回りしなければ駐輪場に入れないといった点も不便を感じました。現在は新しいキャンパスを建設中とのことで、この問題が少しでも解消されたらと思います。

不満に感じていること②：ゼミ・研究室

ゼミの内容自体はとても良かったのですが、私の所属した学部学科では生徒数が多いこともあり、半分以上の学生がゼミに入ることができないという実態もあります。もちろん全ての生徒がゼミに所属できる大学もあまりないのかもしれませんが、大学生活においてゼミや研究室での活動はとても重要で、メインといっても過言ではないくらいです。より多くの学生がゼミに所属できるようになれば、全体としてより成長できるのではないかと思います。

東北学院大学のおすすめ学部：経済学部

私自身が所属していたということもありますが、だからこそお勧めしたいです。受講できる授業も多く、人数も多いので友達も作りやすいと思います。またOBOGも多いので就職した後も同じ大学、学部の先輩に会うことも多くなるでしょう。その分上司等から名前を覚えてもらえて可愛がられることもあるかと思います。

東北学院大学に通って良かった？

大学生活では授業やゼミ、サークルにアルバイトと様々な活動を行いました。その分忙しさもありましたが全てが良い経験であり、またそこで出会えた仲間たちと今でも連絡を取り合うことが多いです。大学生活は、自分で時間をどのように過ごすかで良くも悪くもなると思います。授業もある程度自由に組むことができ、サークル部活動も強制されず、入らずにアルバイトに専念することもできます。大学生活をより良いものにしたいと思うならば時間の使い方を考えましょう。