日本女子大学の評判・口コミ【家政学部編】

志望理由

元々、少年犯罪に興味があり、最初は児童福祉士を目指しておりました。その中で、心理学科か、児童学科かと悩んでいたのですが、将来、家庭を持って子どもを育てるという考えもあり、心理学だけでなく、多角的に子どもを考えることができる児童学科を選択しました。大学へは附属高校の推薦で受験したため、高校時の成績から志望する学科を学校に提出しました。受験内容自体は小論文と学科の先生との面接のみでした。1，2ヶ月ほど、結果発表までに時間はかかりましたが、問題なく合格することができました。

大学で勉強していること

学部では生活に関わること、学科では子どもに関わることすべてです。具体的には、学部では指定の単位を取り、中高の家庭科の教職免許を取得することを考え、教養科目を勉強しておりました。日本国憲法や調理実習、被服や住居などの勉強をしました。また、学科では幼稚園・小学校の教職科目取得が可能でしたので、ピアノの練習から、体育や算数などの勉強をしました。任意取得で、図書館司書の資格も取得可能だったため、資格に必要な単位も勉強しました。(図書室の本の分類など)

満足していること：自分が望めば、何でもできる

この学校は自分が望み、単位を取れば資格の取得もすることができます。単位にならずとも、教員を目指し、勉強する環境が整っていることが魅力でした。また、留学や就職支援は利用しない人にとってただあるだけの制度や環境でしたが、図書室や調理室、被服などの施設も揃っており、やりたいことに対しての門戸が広くとられていたのではないかと思います。キャリア支援にも力をいれておりましたので、就職に対しても、志を高く持って取り組めば、自分にとって満足のいく結果を得ることができるからです。

不満に感じていること：やたらと学校創立者を信仰している

ことあるごとに、学校創立者のことを紹介し敬う機会があります。学校のいたるところに創立者の胸像があり、学校構内には創立者の記念館があります。自分の興味のあることに時間を割きたいと思っても、創立者に対する講義を聴き、それに対してのレポート課題の提出を求められます。大学を創立した方の思想や考え方を学ぶのは、その大学に入ったのであれば当然のことかもしれませんが、毎年のように行う必要はあまりないように感じています。

日本女子大学のおすすめ学部：家政学部

学科によって専門的な分野に細分化されていますが、学部共通でできることとして、生活に関わることを広く学ぶことができます。また、学部共通の科目を選択すれば、どの学科を選択しても家庭科の教職免許を取得することができます。学科のおすすめは、食物学科です。勉強・単位取得は大変ですが、管理栄養士の試験勉強をすることができます。学部で取得できる資格の中で、一番といっていいほど生活に役立つからです。

日本女子大学に通って良かった？

大学卒業後、就職してから、自分の考えや意見などを求められることが多くあります。レポート課題の提出も多かったことから言葉の大切さや相手に伝わる話し方などが育まれました。直接講義を受けていたわけではありませんが、大学生活4年間の中で確かに私の中に根付いたのではないかと思います。また、子どもに関わることを多角的に学んでいたことで、就職先を考える一つのきっかけになりました。また、就職した先で役立つこともたくさんありました。大学へ進学し、学科を選択したことで今の自分があると思っています。