宝塚大学の評判・口コミ【造形学部編（募集停止）】

志望理由

子供の頃から、必ず4年生大学に進学する事を両親と約束させられ、進学塾に通い熱心に勉強しましたが自分の学習能力の低さと努力しても思うように上がらない成績に失望しました。このままでは望むレベルの大学には入れないと進路を変更し、絵を描く事が得意だったのでそれを武器に大学進学を目指そうと思ったからです。その中でもその当時最も自分が興味を持てた学部でもあり、受験内容も自分としては精進しやすい内容であったため選びました。

大学で勉強していること

油絵、日本画、版画、現代アートなど幅広い分野の絵画に関する知識と技術を学びました。技術に関しては、薬品の使用の仕方など化学的な事から新しいテクニックやそのジャンルの流行まで幅広く楽しい指導を受ける事が出来ました。また、教えてくださる教授たちも様々なジャンルの方がいらっしゃるため、どの授業も新鮮で楽しく、また、学んだ技術を別ジャンルの絵に活用することも進んで許される環境にあったように思います。そのため学生はどんどんと新しくチャレンジを試み、それを教授が良く褒め伸ばしてくださいました。

満足していること：自由な学びスタイルがある

キャンパスはさほど広くないですが、有名建築家ル・コルビュジエのお弟子さんが建てたというもので、デザインがとても心が踊るオシャレなものでした。学部、学年関係なく学生同士の交流も多く、気の合うもの同士で語り合ったり趣味で制作物をつくったりと活発な交流がありました。その影響か、卒業後の進路も出た学部の知識に固執されずみな自由な発想で思うがままに自分にあったジャンルに進めていたように思います。また、校舎の由来のご縁か、学部に関わらず建築の知識を授業でしっかり学べ、その点に置いても随分と制作の視野が広がっていたように思います。

不満に感じていること：歴史が浅い

新設校ということで、学校の歴史が浅く当然の事ながら卒業生が少ないです。就職において苦戦する学生が多かったように感じます。学校からの推薦なども少なく、学生自身がアグレッシブに卒業後の進路を開拓していく必要がありました。そういった時に、教授からのみではなく、現役で現場で働く卒業生よりアドバイスを受けたりお話を聞いてみたいと思うことがありました。物凄く不満があったわけではありませんが、その点が他校と比べ不利で不満といえばそれになりました。

宝塚大学のおすすめ学部：デザイン科 インダストリアルデザイン

数ある当大学の学部の中で最も就職に強い学部であったように記憶しております。美術系学生は100人に1人しかデザイン業に就職出来ないと言われる時代です。夢を掴むためには、より就職に有利な学部に入学される事を強くおすすめします。

宝塚大学に通って良かった？

マンモス校と言われるタイプの美術系大学の友人の話と比べ、教授に随分と熱心に大切に指導していだいたと感じております。教授個人の活動に同行できる事も多く、大変貴重な4年間を過ごさせて頂きました。その経験は今でも宝物で、自分が生きていく上での価値観や心の豊かさに大きな影響を及ぼしたよう感じております。思うがまま精一杯に学ぶ事のみに集中出来た4年間はとても密度が濃く、今思い出しても夢のような期間でした。