日本赤十字豊田看護大学の評判・口コミ【看護学部編】

日本赤十字豊田看護大学の特徴

ほとんどの先生方から「利己的になるな」「自己満足で看護をするな」と厳しく指導されます。レジデンスや患者の要望、またアセスメントを正しく理解し、その上で看護計画を作っていかなくてはならないことを教えられますが、一年次の私にはそれらがすぐにできずによく注意を受けていました。しかし、先生方に詳しく聞いても「奉仕の精神があればわかる」といったような回答しか得られず、結局のところ何が最適であったか、いまいちわからないことがよくあります。

志望理由

友人の母親が看護師をしており、急に倒れてしまった人を助けている姿を見て看護師を志すようになりました。様々な大学の看護学部の中、国公立では名古屋市立大学を受験したのですが、残念ながら落ちてしまい、滑り止めではありましたが海外などでも多く活躍している赤十字の大学に入学しました。私は愛知に在住しているため、赤十字の大学の中でもっとも近い日本赤十字豊田看護大学を選びました。

大学で勉強していること

赤十字社の大学なので赤十字の歴史や理念について詳しく学びました。創始者であるアンリ・デュナンについての講義が3単元ほど被ったのが印象的でした。また、一年次から実習も充実しており、先生方はあまりサポートはしてくれませんが、実習先の看護師の方々がしっかりとサポートしてくださったので良い学びを得ることができたと思います。

満足していること：学生たちの性格が良い

日本赤十字豊田看護大学の先生方、特に基礎看護演習の先生方はあまり生徒思いとは言えません。なので一年次の私たちはとても困惑していました。しかし、二年生から受験のある四年生の先輩まで皆さんが後輩に優しく、試験を受けるコツや国家試験によく出る内容などを教えてくれます。先生方以上に私たちの勉強のサポートをしてくれます。同学年の方々も一緒に頑張ろうという雰囲気が強く、結束力を感じます。

不満に感じていること：先生方があまり教える姿勢を取らない

先生方ははっきりとした回答を与えてくれないことがほとんどだと考えていいと思います。わからないところを聞きにいっても「あなたはどう思う？」という尋問が始まり、1分で終わることを10分くらいかけて話し合った挙げ句、結局先生の口からは答えを聞くことができないということが何度もありました。看護学生は学ぶ内容が多く、先生方のペースに合わせていてはとてもやってられません。生徒の自主性を重んじていることはわかりますが、それならば本来教える立場にいるはずの先生方は何のためにいるのでしょうか。

日本赤十字豊田看護大学のおすすめ学部：看護学部

私たちの大学、日本赤十字豊田看護大学は看護学部のみの看護学校であるため、他の学部は存在しません。ですが、昨今の医療のチーム化の流れに沿って他の医療スタッフに関係する学生たちとも共に勉強する機会があればいいなと思っています。

日本赤十字豊田看護大学に通って良かった？

他の看護学部を有する大学と比べて学業面で優れていると感じる点が見当たらないためです。大学内で村社会を強く感じることも赤十字大学の悪習であると思います。先生に頼らず自身で頑張らなくてはならないと強く思えたことはもしかしたら良かったことなのかもしれませんが、絶対に後輩には日本赤十字豊田看護大学を進めることはないと思います。