日本女子大学の評判・口コミ【文学部編】

志望理由

元々読書が好きで、高校3年生の時の担任から谷崎潤一郎の作品を勧められて読んだことがきっかけです。それまで難しいイメージだった近代文学の魅力に気付き、その奥深くまで学んでみたいと思い文学部を志望しました。女子大志望だったので、その中から文学部がある大学を選択肢に入れ、最終的にはオープンキャンパスで学生の雰囲気が自分に一番合っていると思った日本女子大学を選びました。

大学で勉強していること

1～2年生の時には幅広い時代の文学について、その時代背景や作者の意図について、また、変体仮名等の今は使われていないような古い日本語の歴史について学びました。3～4年生になると専攻を選ぶことになり、私は日本語学を専攻していましたので、主に一つの単語に含まれる複数の意味の由来について、言葉の発音変化について研究をしていました。

満足していること：少人数制の自主ゼミ

通常の専攻を選択するのは3年生になってからですが、日本女子大学では1年生から所属できる自主ゼミという制度がありました。これは3年生から入るゼミとは別組織としてあり、学部の専攻科目の中から自分の興味のある分野の自主ゼミに所属し、昼休み等に研究活動をするというものです。担当教授もいるので、早い時期から自分が特に興味のある分野について見識を深めることができますし、なおかつ2期上、3期上の先輩とも交流できる数少ない場となっています。

不満に感じていること：スクールバスがない

最寄りの駅から徒歩20分の距離にキャンパスがあります。その近くには付属の小学校もあるのですが、通学にはスクールバスはなく路線バスを利用するか、もしくは徒歩で通うことになります。授業が終わる時間には多くの学生がバス停に並び、通行の邪魔になります。小学生の下校時間と重なる時には公共の乗り物にも関わらずほとんどが本学の学生でいっぱいになり、度々クレームが入れられていました。その路線バスを利用する一般の方にとってはかなり迷惑だったと思います。

日本女子大学のおすすめ学部：文学部

読書が好きな方はもちろん、漫画などのサブカルコンテンツが好きな方にもおすすめです。文学部、特に日本文学科の教授はオタク気質な方が多いので、専攻分野について熱く語れるようになると研究がさらに楽しくなります。

日本女子大学に通って良かった？

1年生の頃より興味深い分野の教授と深く関わることができ、専攻を決める際から卒業論文を書く際まで同じ教授にお世話になったので、大学生活を通して様々な相談をできたのはとてもありがたかったです。大学の設備も主な建物は綺麗で使いやすく、長く過ごしていても快適でした。学食もたくさんのメニューがあって楽しかったです。