神奈川大学の評判・口コミ【理学部編】

志望理由

高校3年生の時、生物の授業が好きでした。他の科目についてはあまり興味がなく、大学でも生物学を専攻したいと思ったので理学部生物科学科を選びました。神奈川大学を選んだ理由は単純で、学校の偏差値が自分の偏差値とベストだったからです。地元にも生物学を専攻できる大学があったのですが、そこはあまりにも偏差値が高かったので断念しました。自分の偏差値に合っている大学、かつ関東圏への憧れがあったので神奈川大学を志望しました。

大学で勉強していること

1年次には生物学の基本的な概論を学びました。生物学には様々な分野がありますが、各分野の基本的な内容を1年かけて学習しました。座学に加えて簡単な基礎実験も行いました。2年次は少し専門性がある内容を学びました。1年次の内容を踏まえた上で少し踏み込んだ内容を学習しました。1年間を通してずっと座学のみでした。3年次には専門的な内容中心の学習でした。実験・実習の予定が多くあり、3年は比較的忙しかった印象があります。後期には研究室に仮配属され、週に一度のゼミで研究室の分野の基本的な勉強をしました。4年次はゼミと卒業研究メインの1年間でした。ゼミでは論文を研究生と教授で深掘りして学習していました。卒業研究では各自のテーマに沿って研究を進めていました。私は論文研究だったので、テーマに関連している論文を読み、考察を発表しました。

満足していること：自然豊かで静か

私のいたキャンパスは山の中にありました。周りは畑や林に囲まれていて、動物もちらほら見られました。都会にあるキャンパスと違って人の数も多くなく、比較的穏やかで静かなキャンパスでした。私はそれが好きでした。都会のキャンパスよりも私のいたキャンパスは面積はやや小さく、設備も少し足りないくらいでした。なので必要最低限レベルの環境でしたが、それがよかったです。あまりに多くの人や無駄な設備があったらおそらく私は堕落していたかもしれません。必要最低限の環境の中、自分のできることは何かを見極めて行動することを自然に促されていたのかもしれません。静かな環境で大学生活を過ごしたい方にはおすすめです。

不満に感じていること：住宅地から距離が離れている

自然豊かな環境で好きだったと述べましたが、家から遠かったことや街から離れていたことには不満を感じていました。交通の便はあまり良くなかったです。通学に結構な時間を要するのは大変でした。ふとした用事で大学に行こうとしても、長い距離を長い時間かけて行かなければなりません。大学に着いてから忘れ物が発覚した時はもう絶望しました。授業1つ分の時間は削られましたね。大学に限らず、これからよく通うような場所は自宅から近いところにすべし、ということを4年間で学びました。

神奈川大学のおすすめ学部：理学部

学習環境が整っているからです。図書館には理系の文献が多くあります。調べ物には困らないでしょうし、わかりやすい本もたくさんあります。座学だけでなく実験の機会もいただけるので本物の科学を体験できます。実験機器も豊富なので試したいことはできるかと思います。そして、プロフェッショナルの研究者から教えをいただけます。一番近い距離で、分野の最先端にいる方から教えていただけることほど価値のあることはないと思います。

神奈川大学に通って良かった？

同学科の学生だけでなく、理学部他学科の学生や他学部の学生と関われたことが一番良かった点です。いろんな人に出会い、いろんな人と関われました。そしていろんなことを学びました。人との関わり方を学びました。悩み苦しむ経験もしました。さまざまな人と関わることで自分自身についての学びもありました。神奈川大学で出会った人たちのおかげで今の自分があるといっても過言ではないです。それくらい、人との出会いが私を変えてくれました。