藤女子大学の評判・口コミ【文学部編】

藤女子大学の特徴

藤女子大学は、お嬢様学校というイメージブランドがあり、就職活動の際には優遇されることが多いです。北海道内では長い歴史がある私立大学で、数十年前まで道内でトップレベルの偏差値を誇る大学であったため、とりわけ中年以降の年齢の方からはかなりの好印象をもって頂いてます。そのため、藤女子大学の学生を積極的に採用してくれる企業も多く、毎年学生の就職率はほぼ100％であり、就職先は金融、航空、IT、メディア、観光業界など多岐に渡ります。

満足していること：ゼミ・研究室

自身が所属するゼミの先生がとても研究熱心であるためです。藤女子大学のゼミ・研究室の先生全体を通して言えることですが、研究熱心な先生が多く最新の研究を学生に伝えようとしてくれる先生が多いです。また、オフィスアワーという時間を週に数回設け、その時間は学生との交流を大切にしてくれます。オフィスアワー以外の時間も、先生が研究室にいらっしゃるときは積極的に学生の相談に乗ってくれます。卒業論文の執筆の際には、参考になる文献やキーワードなどを多く提示してくださり、学生のサポートをしっかりと行ってくれます。

満足していること②：授業

藤女子大学では、国公立大学である北海道大学から先生を招いて授業をしてくれるので、授業のレベルがとても高く興味深いものが多いです。また、様々な授業があり授業内容の幅が広く、日々の生活に彩を与えてくれるような授業もあります。例えば、日本のサブカルチャーの授業や、映画から見るイギリス文化の授業など、私たちが娯楽として日々触れているものに関する授業があり、今まではただ鑑賞するだけ、楽しむだけだったものが深く考えさせられる学問に変わります。

不満に感じていること：サークル

藤女子大学はサークルの数が少なく、他学年・他学科の生徒と交流を持てる機会が極端に少ないです。1学年300人程度のとても小規模な大学であることも関係しているのか、サークルの数が少なく活動も活発ではありません。そのため、多くの学生は他大学、とりわけ北海道大学のサークルに所属することが多いです。サークルを通した友人作り、先輩・後輩という縦の関係を構築するのが中々難しいため、他学科の面白い授業の情報や、就職活動の情報などを得る機会がありません。

不満に感じていること②：進路・就職

キャリア支援課という大学の職員による就職活動のサポートの課はありますが、支援の力が足りないです。藤女子大学の就職率はほぼ100％ですが、これは学生自身の頑張りによるところが大きく、大学側の支援はいま一つです。積極的に就職活動のための説明会などは開いていますが、学生個人へのサポートはほぼないです。また、就職活動での不明な点や相談をメールでもできるようになっていますが、返信がないことも多いため、学生からは不満の声が多く上がっています。

藤女子大学のおすすめ学部：文学部

藤女子大学は文学部、とりわけ文化総合学科がおすすめです。日本・海外の文化全般を勉強する学科で、授業の内容の幅がとても広いです。例えば、法律やコミュニケーション、古典文化、外国文化、音楽、宗教などがあります。さらに必修科目が少なく、学びたい授業を自分で選び学ぶことができるので、特定の分野の知識を深めたい人は特定の分野を、幅広く学びたい人は色々な授業を取るという選択ができます。自主性に重きを置いた学科であるため、自分で何を学びたいか考えそれを選ぶという、選択能力が身に付きます。

藤女子大学に通って良かった？

自身の所属するゼミの先生と出会えたことが、この大学に通えて良かったと思える一番の点です。私のゼミの先生は、授業の構成がとても良く、レジュメの作成も上手いため自身の知識を深めることができる授業をしてくれます。また、発表や論文の内容で行き詰ったときなどは、キーワードやアドバイスを提示して導いてくれますし、内容だけではなく論文の言葉の表現などについても指導してくれます。授業の時間外でも相談に乗ってくれるので、安心して卒論の執筆ができます。