岡山大学の評判・口コミ【理学部編】

満足していること：キャンパスの立地

私は神戸生まれで神戸育ちです。当然実家は神戸にあります。岡山大学ですと一人暮らしをして大学生活を行うのと神戸から新幹線通学をして通学するのとあまり値段がかわりませんので、実家から通える立地に満足しています。ちなみに岡山大学は岡山駅からバスで10分くらいととても近いです。1時限目の講義を受けるのにも6時に起きれば普通に間に合い、新幹線で新神戸駅から岡山駅まで30分とかなり時間距離が近いといえます。

満足していること②：進路・就職

私は大学4年次にも神戸から新幹線通学をしていたので、岡山駅から新神戸駅までの新幹線の定期を持っていました（月に学割で9万円くらい）。神戸の一般職ということで就職先を探した（岡山で働く気はありませんでした）ので、この定期がとても便利でした。これが岡山に下宿していたらとてもお金がかかったか、大変な思いをしたと思います。また、岡山大学は神戸のある兵庫県の隣の県ですので、神戸でも先輩の活躍により知名度と信用があって、就活しやすかったです。

不満に感じていること：授業料

私の母方の叔父は2人おりますが、2人とも神戸大学卒でした。そのため当時の国立大学の月謝が1000円ちょっとだったのを私の母親は良く知っていました。しかし、私が岡山大学に通うころには国立大学の授業料は年間60万円近くと、叔父の時代の50倍ほどに上がっていました。これでは関関同立に進んでも大して必要経費が変わりません（私立の授業料が年間150万円だとしても私は新幹線通学ですのでとんとん）。おまけに私立は受験勉強が楽なうえに、関関同立は知名度が高いので、岡山大学は就職活動において下手すると負けているかもしれないです。

不満に感じていること②：授業

講義はあまり熱の入ってないものが多かった気がします。私も大学に入ってからそんなに勉強をする気はなかったのでそれでもいいのですが、熱の入っていない講義に集まる熱の入っていない学生からはマイナスの影響しか受けません。もちろん熱の入った講義もありましたし、学科の必修の講義はそれなりに良いものだったと思います。講義で何か勉強をしたというより、バイトで仕事の厳しさや人間関係について勉強させられることが多く、特に岡山大学から学んだことはあまりないような気がします。こういうことを言うのも授業料が4年間で200万円を軽く超えるからです。

岡山大学のおすすめ学部：農学部

理学部生物学科は良くも悪くも実験で2，3年次に午後から拘束されるので、他の講義を朝の1限目と2限目に入れるしかなくなります。また、学科の専門科目の勉強は結構大変です。というのもほとんどの方が大学院に進むことを前提に、研究職につくための勉強の用意をしているからです。その点農学部は入るのが簡単なうえに、講義も高校レベルの生物学と化学ができれば聞き流す程度で単位が取れ、また実態がある勉強をするのでわかりやすいです。加えて就職活動で理学部に引けを取らないイメージです。

岡山大学に通って良かった？

大学の講義で得たものはあまり大したことはないのですが、おそらくもっと低いレベルの大学ではもっと大した事の無い講義が繰り広げられているだろうと思います。また、岡山大学は関関同立と違って努力家と思われることが多く、就活で努力家であるようなことをアピールする必要がなかったと思います。これは就職活動においてのブランド力だと思います。とはいっても、結局私は現在、関関同立や産近甲龍の人とも一緒に働いています（私の周りの私立大出身者は地頭の良い方が多いです）ので、総合的に星４つの評価にしました。