香川大学 大学院の評判・口コミ【工学研究科編】

満足していること：研究室

工学部でありながら、機械や電気だけではなく感性工学というジャンルの研究室に所属しています。人の心理的な部分や、聴覚・視覚などの感性を組み合わせた研究を主に行っています。機械などは作るまでが研究ですが、私の研究室ではプログラムや装置などを作成し、実際に人間を相手に実験を行うところまでがワンセットとなっています。他の工学部と比較して、より多くの経験ができると思います。

満足していること②：ガールズパーティ

工学部であるため、女性の人数が男性に比べとても少ないです。学科にもよりますが、一学年で2人の所もあります。そこで半期に1回、学年や学科の枠を超えて女性同士で話が出来る機会が設けられます。立食パーティのような形式で行い、授業の組み方やテストについて、研究室配属などの話を先輩から聞くことができます。また、卒業生の方も来られることがあり、就職活動の話も聞くことができます。

不満に感じていること：同じ日に異なるキャンパスの授業は取りにくい

学部ごとにキャンパスが分かれていますが、入学してすぐは全学部共通科目の授業のために、教育学部や法学部がある幸町キャンパスに行きます。しかし専門科目は自分のキャンパスで受けるため、2つのキャンパスを行ったり来たりすることになります。距離があるため、同じ日に違うキャンパスの授業は取りにくいです。さらに、住む家もどちらかに近い方に住まなければなりません。

不満に感じていること②：男性に有利な環境になっている部分がある

主に全学部共通科目にはなりますが、出欠確認が無く、最後のテストが持ち込み可能であるため、誰かにノートをコピーさせてもらえれば単位が取れることがあります。出欠確認があっても名簿に丸をつけるだけなので、他の人が替わりに出来てしまいます。また、名前を呼ばれて返事をするものもありますが、工学部では女性が少ないため、友達に替わりに返事をしてもらうことは絶対にできません。授業に来なくても男性だけが有利な環境になっている部分があります。

香川大学 大学院のおすすめ学部：創造工学部

近年、創造工学部に変わり、コースがいくつか増えました。最近地震が多いため、災害対策のためのコースや、県内で行われている芸術祭に取り組めるようなデザインコースが増設されています。地元に貢献できたり、今後多くの人の役に立てたりすると思います。

香川大学 大学院に通って良かった？

元々人の役に立てるものを作りたくて、工学部に入部しました。しかし、機械は作るまでが研究で、その後どう役立っているのかが目に見えにくいところがあります。私は感性工学の研究室に配属し、人に最も関わるものの一つ、聴覚の研究をしているため、研究しながら人の役に立っているかどうかわかります。もともとは機械しかないと思っていましたが、視野が広がったと思います。