青森大学の評判・口コミ【総合経営学部編】

満足していること：試験にかける時間が少ない

青森大学総合経営学部の試験は、持ち込みありの通常試験やレポートなどの論述試験であり、試験範囲や試験問題が公開される場合がほとんどなので、必修科目か選択科目かに関わらず、試験に掛ける時間が圧倒的に少ないです。同大学の他学部の話と比較しても、1番楽だと思います。私の場合ですと、私立の特進コースに在籍していたのですが、高校の時と比較してもとんでもなく楽です。正直、試験期間から休暇気分です。ただし、試験範囲などは授業に出席しないと分からないので注意です。

満足していること②：授業

青森大学の総合経営学部に所属している学生は、全員とまではいきませんが、ほとんどが何かしらの運動部に所属しています。また、残念ながら偏差値は高くありません。そのため、その辺の事情を理解している優秀な教授・講師陣は、我々のレベルに合わせた授業を毎回準備して下さいます。授業の内容は、重要項目に焦点を絞り、数学や難解な概念をなるべく排したものとなっています。英語も、高校英語の将来使うとは思えないような表現などは一切用いず、中学レベルなどの必須な会話表現や文法などに絞った内容となっております。凝った勉強が好きな方には物足りないかもしれませんが、個人的にはよく分かっているなと感心しています。出席に関しても、部活動の大会などを考慮して、余裕を持った設定となっています。

不満に感じていること：空調などの設備が古い

青森大学には、総合経営学部と社会学部、ソフトウェア情報学部と薬学部の4つの学部があります。そのうち、総合経営学部と社会学部は古い校舎で、ソフトウェア情報学部と薬学部は新しい校舎となっております。新しい後者の方は、コンピュータールームや理系の実験室などが存在していることもあって、空調がきちんと設定してあります。しかし古い校舎の方は、大きい教室に置き型の暖房兼冷房機のような機械が置いてあるだけだったりして、効かないというわけではありませんが、若干残念な感じがあります。また小さい教室は、空調がないか弱いところがあったりと、夏場冬場は厳しいときがあります。

不満に感じていること②：グループワークの授業が大変

これは青森大学の全学部に言えることだと思います。青森大学の特徴として、座学で身につける力よりも参加型の能力を重視しているところがあります。これは、青森大学の良いところであるとも思っていて、国立大学や他私立大学よりも先を行く、時代に適した教育方針だと思っております。しかし、1年次のほとんどの必修科目にグループワークが含まれているため、生徒としてはなかなかストレスがかかる授業であると思います。みんながみんな積極的であるとは言えず、むしろその逆であり、自分だけ張り切るわけにもいかなかったりと、決して無駄な授業内容ではないのですが、忍耐力かリーダーシップかいずれかを鍛えていないと、厳しい時間になるでしょう。

青森大学のおすすめ学部：総合経営学部

青森大学の特徴が出ているのは、良くも悪くも総合経営学部だと思っております。ほとんど、言いたいことはすでに書きましたが、スポーツなどやりたいことが既にある人にとっては、頑張り次第で充実した4年間を過ごせると思います。ものは使いようです。一応、商業簿記などの一般的な資格の取得もサポートしています。

青森大学に通って良かった？

私は、目的をもって大学生活を送ってきました。ただ、その目的は、大学で習う学問とはあまり関係はありません。何事もそうだと思うのですが、学校で習ったことがそのままの形で役に立つ機会というのは、むしろ少ないと思います。だから、そもそも大学の教育には期待しておりません。そのような事情にあって、この大学の束縛度の低さや実用主義は、とてもピッタリ適していると感じております。総合経営学部以外は国家試験があったりして、必ずしもそうではありませんが、勉強以外にやりたいことがある学生にとっては、偏差値が低いからといって馬鹿にできない魅力があるかもしれません。目的が達成されるかは、その難易度や運、自身の能力にかかっていると思いますが、ものは使いようです。