広島大学の評判・口コミ【法学部編】

満足していること：インターナショナルな雰囲気がある

広島大学にはたくさんの留学生がいて、どの学部にいても外国人の学生と交流することができます。また、彼らの出身地は様々なので、自分の気持ち次第で世界中に友達をつくることも可能です。広島は地方都市であり、広島大学も都会とは言い難い場所にありますが、そのような場所にいながら国際交流ができるという点がとでも良いです。また、広島大学はスーパーグローバル大学創生支援のトップ型にも採択されており、近年ますますグローバル化を進めてきています。留学制度も充実しており、自分次第で専攻分野以外にも外国の文化であったり言葉であったりについての理解を深めることができます。

満足していること②：キャンパスの環境が良い

広島大学には県内に3つのキャンパスがあり、私が通っているのは、その中でも一番広い広島大学の東広島キャンパスです。東広島キャンパスは東広島市というところにあり、一言で言ってしまうと山に囲まれた場所にあります。つまり田舎ですね(笑)。そのためキャンパスはとても広く、その広さはなんと107haもあります。そのキャンパス内には散歩道があったり、ぶどう池と呼ばれる大きな池があったりしてとても自然豊かです。授業や試験勉強で疲れた時などは建物の外に出るだけで自然を感じて癒されます。キャンパス内にいるだけで季節を感じることができるのも魅力です。春にはたくさんの野花が咲き、冬には雪が積もってとてもきれいです。

不満に感じていること：キャンパスの立地が良くない

東広島キャンパスが自然豊かなのはその立地のおかげであるとも言えるのですが、やはり少し立地は不満です。私はキャンパス近くに下宿しているのではなく、自宅から電車とバスあるいは自転車を使って通学しています。東広島キャンパスは山の上にあり、最寄駅からバスか自転車でしか行くことができないのです。広島大学行きのバスは本数が多いとはいえず、またとても料金が高いです。そのため普段は自転車をつかうのですが、東広島の気候は夏と冬の寒暖差が大きく、真夏は熱中症が心配だし、真冬は地面の凍結が心配なので、一年中自転車で山の上まで坂道を登って通学するのはとてもではないけれどしんどいです。もう少し電車の駅の近くであれば…と何度も思いました。

不満に感じていること②：変なサークルがある

これはどこの大学でもあることなのかもしれませんが、やはり少し宗教的なことを押し付けてくるサークルや、右翼のようなサークルが見られます。広島は原子爆弾が世界で初めて落とされた都市なのですが、その事実を使って、その広島にある大学の私たちを勧誘しようとして来るのが少し頂けないなと思います。もちろん、その過去を踏まえてこれからどうすべきかを前向きに考えるようなサークルであればよいのですが…。たしかに広島大学は他の大学よりも原子爆弾が落とされたことから学ばなければならないことは多くあるとは思いますが、それをエサにあやしい道に学生を引きずりこむのは違うと思うし、それで犠牲になった方々に恥ずかしいと思うので、広島大学には何か対策をとってほしいです。

広島大学のおすすめ学部：総合科学部

総合科学部は、日本にも数少ない文系科目も理系科目も両方学べる学部です。私の友達も何人かその学部にいますが、普通文系ではできないような勉強、また逆に、理系ではできないような勉強をしていてとても充実しているようです。どちらも専門的に学ぶことができ、最終的に自分の極めたい分野を選ぶことができるので、まだやりたいことが決まっていなかったり、文系だけど理系の勉強をしてみたい人、またその逆の人にもとてもおすすめです。

広島大学に通って良かった？

国立大学でありながら、結構ゆったりと時間割を組めている方だと思います。ほかの国立大学に通っている文系の友達でも、1年生の時や2年生になった現在でも結構いそがしそうにしていますが、私たちは全休の日があったり、午前だけしか授業がない日があったりしてとてもゆったりキャンパスライフを過ごせています。おかげで大学の勉強以外にもサークルだったりバイトだったり、たくさんのことを楽しめています。また、休暇も長く取られている方だし時期もいいです。小学校や中学校などと休暇がかぶらない時期があるので旅行にも行きやすいです。