武蔵大学の評判・口コミ【経済学部編】

武蔵大学の特徴

武蔵大学は小規模な大学で、『ゼミの武蔵』といわれるように1年生からゼミに所属して研究・発表などをたくさん行うというユニークな特色があります。1年の時はゼミでの学び方や研究・プレゼンテーションの基本的なことを教わり、2年からは本格的に活動することになります。自分が学びたいことや将来の進路、または習いたい教授がいるかどうかなどを考慮してどのゼミがいいかを決めるのですが、各ゼミの人数制限があるため、人気のあるゼミや内容が難しいゼミでは入る前に試験もあり、合否が出されるなどの厳しい面もあります。このゼミでの活動は、この先就職活動での面接や就職後の仕事におけるプレゼンなどにもとても役立つと言われています。

満足していること：ゼミ・研究室

普通の大学では、2、3年生以降に始まるゼミナール・研究室への所属・活動が、武蔵大学では1年生から始まり、研究やプレゼンテーション活動などが盛んに行われているため、他の大学に比べても、卒業までにかなり多くのプレゼン経験が得られることになります。それぞれのゼミでいろんな特徴があって、野外などに出かけて調査活動をしたり、宿泊施設に泊まりがけでプレゼンの準備をして大掛かりな発表をしたりとその内容もさまざまです。そういった活動を通して、ゼミ仲間との交流もかなり深まるため、みんなで飲みに行くとか旅行に出かけるなどする仲の良いゼミも多いのが特徴です。

満足していること②：キャンパスの立地

武蔵大学は江古田という古くからの学生街にあります。江古田には日本大学芸術学部や武蔵野音楽大学などの伝統校もあり、学生の多い街として学生御用達の安くて美味しいごはんが食べられるお店も多いです。また、江古田は池袋も近いため、そこから都内各所に気軽に出かけることが可能です。学校帰りに友達と都内に買い物に出かけることやごはんを食べに行くことも多く、アルバイトも学校帰りに池袋や新宿などわりと時給が高い場所で行うことができます。このように便利な立地でありながらも、近隣は緑もある静かで落ち着いた街なので、学校周辺の環境には恵まれています。また、都内に出やすい立地であることは、3年生以降の就職活動時にもとても便利だそうです。

不満に感じていること：サークル

武蔵大学は小規模大学で、真面目で落ち着いた学生が多い学校なので、友達関係で困ったトラブルがおきることもなくてみんなで仲良くなれる点はとてもいいのですが、全体的に学生数が少なめなので、結果的にサークルが他の大規模大学に比べると少なめです。人数のわりには頑張っているのかもしれませんが。そのため、「趣味のサークルに入りたい」と思っていても、適当なサークルが見つからないこともあります。どうしても入りたいサークルがない人は、他大学のサークルなどに参加する場合もあるようです。ただ、武蔵大学ではサークルに所属しなくても、普段キャンパスに来ているだけで友達がどんどん増えます。そこは小規模大学の強みだと思います。

不満に感じていること②：学費が高く、奨学金が少なめである

入学前まで気づかなかったのですが、学費が年間110万円ほどとちょっと高めです。地元に住む学生ならあまり気にならないほどの金額かなと思いますが、地方から来ている学生の場合は家賃や生活費もあるので、学費が高めなのはきついです。そのせいか、地方から来ている子はだいたいたくさんアルバイトをしていて、中には家賃や生活費も自分で負担しようとしている子もいます。また、古くからある大学なので、運動部の活動が盛んでグラウンドや屋内施設などを新設したりする必要もあるせいか、実家に寄付金の要請もあります。これは払わなくても大丈夫だそうです。

武蔵大学のおすすめ学部：経済学部

もともと武蔵大学は経済学部から始まった大学らしく、経済学部が看板学部となっています。経済学部の歴史は古く、経済界などで活躍した卒業生も多く、今いらっしゃる先生方もすでに経済界でさまざまな活躍をされてきた方が多くいます。そのため、就職に関するアドバイスを受けやすく、実際に企業に関する情報も多く集まることができます。

武蔵大学に通って良かった？

とにかく小さな大学でキャンパスもそんなに広くなく、それぞれの講義やゼミも学生の人数が少ないので、教授からしっかり教わることができ、ゼミでは先生にも仲間にも親しく仲良くしてもらえます。そんな大学なので、遊び回る学生は少なく、真面目にゼミに取り組む子が多いです。また、自分はまだ2年生なので就職活動はしていませんが、1年の時からキャリア支援プログラムがあり、大学の中でさまざまな資格試験の講座が受けられ、学内には就職活動をしっかりサポートしてくれるキャリア支援センターもあるので、安心感があります。