新潟大学の評判・口コミ【経済学部編】

新潟大学の特徴

新潟大学では、｢自由選択科目｣といって、自学部以外の学部で開講されている授業も自由に受講することができます。新潟大学は人文学部、法学部、経済学部、教育学部、創生学部、農学部、工学部、理学部、医学部、歯学部の10の学部があります。どの学部の授業でも自由に受けることができ、しかもそれが単位に認められるので、幅広い知識が得られます。私は経済学部の学生ですが、以前から興味のあった哲学や医学の授業も受講しています。この自由選択科目制度のおかげで、教養を深めることができました。

満足していること：留学制度

新潟大学は交換留学制度を様々な国の大学と結んでいます。例えば、韓国、中国、台湾、カナダ、フランス、タイ、オーストラリアなどです。交換留学では、留学先の大学で取得した単位を認めてもらえるので、留学に行っても4年で卒業することも可能です。また、専門の指導員が留学相談に乗ってくれる留学サポートセンターも大学内に常設されており、交換留学だけでなく短期留学したい学生も多いです。新潟大学は、留学したい学生のサポートは手厚いといえます。

満足していること②：サークル

新潟大学はサークルが数えきれないくらいほど多いです。スポーツ、文化系、やりたいことがあればすべて叶えられるくらい多様なサークルがあります。中には大学構内の猫を保護するサークルや、大学の工学部の建物を押して駅に近づけるサークルなど、ユニークなものも存在しています。新潟大学は学部が10もあるので、自分の興味のあるサークルに入れば、他学部の学生とも仲良くなることができます。趣味や特技を増やすだけでなく、人間関係の増築にも繋がるので、サークル活動は本当に楽しいです。

不満に感じていること：進路・就職

新潟大学の文系学生の多くは、3年生から大学内で行われる公務員試験を受講します。公務員志望の制度には手厚いサポートが行われていますが、民間志望の学生のサポートは手厚いとはいえません。また、日本海側である新潟ということもあり、首都圏へのアクセスは最悪です。夜行バスに揺られて東京へ就職試験を受けに行かなくてはならない先輩の姿を見ると、自分達の就活が不安になります。就職したい地域がはっきりと決まっているならば、その地域の大学内に進学した方が絶対にいいです。

不満に感じていること②：キャンパスの立地

とあるテレビ番組で取り上げられたことのあるくらい、新潟大学から新潟大学前駅までが遠いです。正門から新潟大学前駅までは、歩いて20分くらいかかります。また、冬場は新潟大学前駅に止まる電車が、暴風雪により運休になりがちです。そのため自宅から大学へ通っている学生は、通学にも苦労します。そんなときでも授業は休講にはならず、テスト期間でも普通にテストが行われるので、自宅から通っている学生からは大顰蹙を買っています。

新潟大学のおすすめ学部：創生学部

2017年度から新しく設立された学部ということもあり、新しい取り組みが多数行われているからです。主な取り組みとして、理・工・農・人文・法・経済の各学部が提供する専門授業科目群（領域学修科目パッケージ）からひとつを選択するというものがあります。大学入学後に興味のある分野が選べるため、とりあえず大学に行くという選択肢でも失敗のない学部だと思います。また、「P.A.C.E.」といった英語や、ネット関連の授業も受けられるので、時代にあった知識が身につけられると思います。

新潟大学に通って良かった？

新潟大学はお金がなく、人事凍結（新しい教員を呼び込むことができないが、教員は流出するので、教員がどんどん減少している）、コピー機の使用不可といったことが起こっています。また、暖房の使用で怒られたことのある学生もいます。学生にも悪影響を及ぼしているので、お金がある大学に通えばよかったと思います。また、私は首都圏に就職したいのですが、新潟からのアクセスが非常に悪く、就活で苦労するのが目に見えています。無理してでも就活したい地域の大学に通えばよかったと後悔しています。