千葉大学の評判・口コミ【園芸学部編】

千葉大学の特徴

千葉大学は、10の学部から構成される総合大学です。中でも、法政経学部、国際教養学部、看護学部、そして私の通っている園芸学部は、国立大学の中では千葉大学に特有の学部となっています。園芸学部は、園芸学科・応用生命化学科・緑地環境学科・食料資源学科から成り、千葉県松戸市にキャンパスを置いています。キャンパス内には広大な圃場や植物工場があり、園芸学科の生徒は花卉や蔬菜、果樹の栽培について、実際に近い形で研究を行うことができます。

満足していること：キャンパス

多くの学部の生徒が集まる西千葉キャンパスの中心には、大きな図書館と、「語らいの森」という広場があります。生徒は、読書・調べ物のほか、自主学習などにも図書館を使うことができます。また、図書館内のアクティブラーニングスペースは、図書館内では珍しく、会話をして良い場所となっており、グループ学習や議論に多くの生徒が使用しています。また、語らいの森ではサークルのメンバーが集まって話や活動をしたり、昼ごはんを外で食べたりなど、学生生活の中での癒しのスペースとなっています。

満足していること②：ゼミ・研究室

私の通っている園芸学部応用生命化学科には、植物生理学、分子生物学、食品工学、有機化学、微生物工学など幅広い学問を対象とする研究室があります。その為、生徒は3年生の配属までに自分の学びたい学問をしっかりと考え、マッチした学問を選ぶことができます。また、研究室に所属する人数は約15名とそれほど多くない為、指導をしっかりと受けることができ、またゼミ内での人間関係を深く構築していくことができ、充実した学生生活を送ることができます。

不満に感じていること：キャンパス

私の通っている園芸学部応用生命化学科は、1年次の授業を西千葉キャンパスで行い、2年次以降の授業を松戸キャンパスで行なっています。また、私が入学する際には「来年か再来年には学科が西千葉キャンパスに移転になる」という告知があり、その為西千葉キャンパス付近で一人暮らしを始める友人が多くいました。しかし、いつになっても移転作業は行われず、学科のキャンパス移動は中止になったという告知が3年次になった頃にされ、西千葉から松戸へ再度引越しをしなければならない友人が多数おり、不便に感じておりました。

不満に感じていること②：キャンパス

私の通う園芸学部のある千葉県松戸市は、全国的にも治安が悪い街として有名で、暴力団が存在していたり、時には発砲事件が起きたりもしています。その為、入学時や年度始めには身の回りに気をつけてという警告が何度もされてきましたが、そのような土地にキャンパスを置くのはどうかと毎年感じています。また、園芸学部のキャンパスは最寄りの(常磐線)松戸駅から徒歩約20分の土地にあり、駅から毎日かなり歩くため、不便に感じています。

千葉大学に通って良かった？

他の大学に入った友人と比べると、周囲の人に落ち着いた人が多いように感じられます。その為、人間関係のトラブルに巻き込まれることもなく、よくある「飲みサー」被害にあうこともありませんでした。また、授業はそれほど忙しくなく、一つ一つの授業にしっかりと取り組むことができたと感じています。3年生後期から配属になった研究室では、実験で充実した毎日を過ごすことができ、またよい人間関係を構築することもできて、とても楽しい日々を過ごすことができたと感じています。