名古屋工業大学の評判・口コミ【工学部編】

名古屋工業大学の特徴

在学生の9割が男だという点が特徴です。名古屋工業大学は工学部しかない理系単科大学です。理系はそもそも女性が少なく、工学部を選ぶ人はさらに少ないためほとんど男子校状態です。一番女子の多い学科の建築系や化学系でも女子の割合は3割程度で、電気系や情報系だと一学年全体で100人以上学生がいても女子が片手に収まる程度しかいないということはザラにあります。したがって、女の子はモテやすいですし、先生も優しくしてくれます。

満足していること：キャンパスの立地

名古屋工業大学は名古屋の桜の名所である鶴舞公園の真横にあります。研究や勉強に疲れたら広くて綺麗な公園内をぶらつくことで気分転換ができます。また、近隣に食べログでも評価の高いお店やおしゃれなカフェが多く、友達とのランチやデートに重宝しています。さらに、栄や大須といった名古屋の繁華街まで徒歩で行けるという点が個人的に一番満足している点です。歩いて20分程度ですぐ行ける為、学校終わりなどによく行っています。

満足していること②：進路・就職

近隣だと、旧帝大の名古屋大学には敵いませんが、それでも国立の理系単科大学ということで、メーカーなどへの就職は非常に強いです。学科の同期や研究室の先輩など、自分の身の回りの人を見ても、誰もが名前を知っているような大手の企業へ就職した人ばかりです。また、企業との結び付きも強く、大学内で多数の企業とのディナートークなどのイベントも催されており、就活に取り組みやすい環境も大学側が積極的に用意してくれています。

不満に感じていること：授業

授業が上手な先生なら楽しいのですが、あくまで研究者であり、高校の先生のように教える専門家ではない為、人によって授業の質に差があります。1年次の共通科目である微積分なども、先生によって難易度が異なる為、厳しい先生になると簡単に単位を落とすという事態が起きてしまいます。また、自己設計科目といって、自分の学科以外の授業を受けなければならないというよく分からないシステムがあります。大学としては、色々な知識を増やして欲しいといった意図があるのだと思いますが、結局みんな簡単に単位が取れる講義に流れてしまってあまり意味があるとは思えません。

不満に感じていること②：ゼミ・研究室

これは学科次第だとは思いますが、私の通っていた生命・物質工学科、化学系の学科では、研究室に拘束される時間がとても長いです。コアタイムが設定されていて、朝9時から夜7時までは研究しなければならない、と言った研究室も多いです。また、研究の進捗次第ではコアタイム以降も研究室に残り、土日も行く、というような事態に容易になり得るため、自分の時間をあまり持てない人も多いです。もちろん、緩いところは緩いと思いますが、それでも忙しい時は終電帰りや研究室に泊まるという話もよく聞きます。

名古屋工業大学のおすすめ学部：工学部 社会工学科

工学部しかないため、おすすめの学科を紹介します。社会工学や建築、デザインについて学ぶことが出来る学科です。建築やデザインの道に進むと製図や模型の作製などで忙しいとは思いますが、知り合いでこの学科で勉強していた子はやりがいを感じている人がとても多かったように思います。また、なんといっても可愛い女の子が多いです。やはり女の子が多い方が明るい雰囲気になって勉強や研究にハリが出るんじゃないかなぁと個人的には思います。

名古屋工業大学に通って良かった？

私は元々名古屋大学の理学部を目指しており、落ちてしまったため後期で受かった名古屋工業大学へ通い始めました。名工大にはこのように、名古屋大学の滑り止めとして受験し第一志望ではないが通っているという人がかなり多いです。それでもやりたいことができていれば何も不満を抱くことは無いと思います。私もなんだかんだで楽しく学生生活を送る方ができたので。しかし、ふと「自分はこんなことをやりたいわけじゃなかったはずなのに…」という気分になってしまうことがあるため、通ってよかったかと言われるとどちらとも言えません。