北里大学の評判・口コミ【獣医学部編】

満足していること：キャンパスの立地が良い

私が在籍している獣医学部では、1年生は神奈川県の相模原キャンパス、2年生から卒業までを青森県の十和田キャンパスで過ごします。相模原キャンパスでは他学部の学生とも交流ができ、人脈が広がります。また、最寄りである相模大野駅は栄えており、町田駅にも近く遊びやバイトにも困りません。十和田キャンパスでは、2年生以上の獣医学部生が集まるため、同じ学部同士での絆が深まり、宅飲みや勉強会などを頻頻に行う事ができます。また、キャンパス周辺にアパートが多く、徒歩2分程度で大学に着く、というのも魅力的です。

満足していること②：就活に困らない

私は獣医学科なので、卒業資格と共に獣医師免許を取得する為の国家試験の受験資格が与えられます。この試験に合格すると、動物病院で働いている獣医師のように小動物の治療、または牛や馬などの大動物の治療などができるようになる他、実験動物を取り扱ったり、製薬会社や公務員などへの就職など、多様な進路が用意されます。資格を取るための勉強は大変ですが、就職が大変だという時代の中、獣医師免許は就職に対してあらゆる選択肢を持つ事ができる資格だと思っています。私の大学では先生方が教育熱心で、低学年のうちから国試に対する意識の持ち方などを指導してくださいます。

不満に感じていること：専門科目を詰め込みすぎてきつい

私の大学では1年生は相模原キャンパスで外国語などの一般教養、2年生から十和田キャンパスで解剖学など、国家試験に必要な専門科目を学びます。つまり、入学から1年間は専門科目をあまり学べません。その皺寄せか、2年生以上から平日の授業はほぼ専門科目で埋まります。専門科目は大学に入って数年程度の学生が簡単に理解できるようなものではなく、暗記の量も膨大です。そんなものを何教科も抱えるので、試験期間はいつも徹夜で寿命を削り、心身共にボロボロになりながら備えています。1年生の時から専門科目をもっと多く開講してくれていれば、もう少し人間らしいテスト期間を過ごせるのではと思います。

不満に感じていること②：キャンパスの周りに何もない

十和田キャンパスでは、多くの人が大学周辺で一人暮らしをするため、友人が近所に住んでいる、大学から家まで非常に近い、という利点はあるのですが、大学周辺にはアパートとご飯屋さんとコンビニしかありません。娯楽施設だけでなく、スーパーでさえも車を持ってないと辿り着くのは困難です。私は車を持っていないので友人の車に乗せてもらっているのですが、自分の都合で行きたい時に買い物に行きたいので、大学近くにスーパーや日用品が揃うお店が欲しいです。また、当然ですが冬はかなり寒く、1限のための早起きが大変辛いです。

北里大学のおすすめ学部：看護学部

私が看護師という仕事にも興味があったという理由もありますが、昔お世話になっていた先輩が、うちの大学の看護学部を卒業して、多くの人の為に一生懸命働いている姿がカッコイイと思ったからです。北里大学は附属病院があるのでそこで実習、就職ができるのも強みかと思います。

北里大学に通って良かった？

私は昔から獣医師になるのが夢だったので、獣医師免許を取る事ができる現在の大学に入れて良かったと思っています。ただ、夢と現実のギャップ、留年して消えていく友人と明日は我が身という恐怖、課題や試験の多さ、難しさから辛いと思う事も多く時々ですが大学に入った事を後悔してしまいます。しかし、同学科の人ならばその辛さは共通であるため、同級生と深い絆を持つ事ができ、人間関係には恵まれたので、今後も夢のために頑張ろうと思っています。