北里大学の評判・口コミ【獣医学部編】

志望理由

獣医師を目指しており、獣医学科のある大学を探していました。第一志望は国公立の大学だったのですが、センター試験の結果がよくなく、私立に変更しました。いくつかの大学の過去問を解いてみて最も解きやすいと思ったのが北里大学と酪農学園大学だったため、この二つに絞って1月から本格的に私立大学の受験勉強を始めた結果、酪農学園大学は不合格でしたが、北里大学は補欠でその後繰り上げ合格となりました。北里大学は補欠も多くとり、繰り上げ合格も多いと聞いていたので、ここを受験してよかったです。

大学で勉強していること

一年時は神奈川の相模原キャンパスで他の学科の子たちと同様、一般教養の授業を受けます。2年生以降は青森の十和田キャンパスに移動し、解剖学など専門的な授業を受けます。他の学部の方と違うところは、獣医学科は必須の授業が多いため、選択科目をほとんどとることができないところです。2年から4年生まではまだ少し選択科目を選ぶことができますが、5年6年はほぼ必須科目になります。また科目数も多いため、日頃から勉強していないとテスト前は膨大な勉強量になります。

満足していること：獣医師になるための勉強ができる

獣医師になるには獣医学科で専門的な知識を身につけ、国家試験に合格しなければなりません。北里大学では6年生になると、今までの授業を振り返る、いわば国家試験対策の授業のようなものがあり、学校全体で国家試験へのサポートを行ってくれます。みんなが同じ目標を持っているため友達同士で試験勉強をすることも多く、悩みや苦しみも分かち合えるため心強いです。また北里大学の学生はみんな近所に住んでいるので、助け合う力がとても強いと思います。

不満に感じていること：私立なので学費が高い

私立は年間200万ほどかかりますが、獣医学科は6年制であるため卒業するまでに1200万ほどかかります。奨学金制度もありますが、働き出してからの獣医師の給料は低いため、奨学金を返すのも大変になります。また、別途教科書代がかかったり、地方にキャンパスがあるため、多くの人は一人暮らしをするので、その生活費も結構かかったりします。田舎で車がないとスーパーに行くのも一苦労なため、車を所持する人も多く、車の維持費も結構かかります。

北里大学のおすすめ学部：獣医学部

獣医学部には獣医学科、生命環境科学科、動物資源学科の3つの学科がありますが、部活動などは一緒に行うことができるため、他の学科の子とも仲良くなれます。みんな動物好きという共通点をもっているため、自然と仲良くなれます。

北里大学に通って良かった？

とても忙しく大変な学部ですが、学生もみんな獣医師を目指し、先生達も多くは獣医師です。ですからみんな同じような悩みを抱えることも多く、学生同士相談し合えますし、時には先生も相談にのってくれます。先生方は臨機応変に対応してくださる方も多く、急な病気や怪我の時は学年主任の先生や自分の所属する研究室の先生方が病院まで連れて行ってくれて、必要ならば早急に保護者に連絡してくれます。どうしても親御さんと離れて暮らす学生の方が多いので、このような先生方の対応はとてもありがたく、安心して暮らすことができます。