就実大学の評判・口コミ【人文科学部編】

満足していること：授業の大半が少人数制になっている

実践英語学科の必修科目の大半が少人数制で、科目によっては実力に応じたクラス分けになるため、授業について行きやすいです。また、基本的には外国人の教員が英語および他国文化の授業を受け持つため、英語力は勿論のこと、その地域ごとによる発音や文化も一緒に学ぶことができます。教員に外国人が多く親しみやすい雰囲気があるため、授業についての質問等もしやすいです。ペアワークを取り入れている授業が多いため、教員だけでなく他の学生との交流も盛んになっています。

満足していること②：部活動の施設が充実している

多種多様な部活動がありますが、それぞれの部活動に合った施設が多いです。特に茶道部や煎茶道部の稽古場となる茶室がキャンパス内にあります。裏千家茶道のお家元監修のもとで作られた茶室となっており、本格的な稽古ができます。また、教員も裏千家茶道に精通しているプロの教員が稽古をしてくれるため、本格的な作法や社会に出るための礼儀作法を身につけることができます。冬には裏千家茶道にまつわる施設に研修に行くこともできるので、良い経験にもなります。

不満に感じていること：キャリアセンター・進路相談

就職活動において重要になってくるキャリアセンターですが、学生の間ではかなり評判が悪いです。就職活動に関するアドバイスや面接練習などの指導もしてくれますが、人によっては高圧的な態度をとられたりしたと聞きました。実際、私もそれを一度経験したため、就職活動の際は一切キャリアセンターを頼らず、自力で就職先を探しました。そういった学生は多く、大半の学生が自力で就職先を決めていました。面接練習は予約制なので指名もできるのですが、人気の職員はなかなか予約が取れないです。また、それぞれの職種等の長所は教えてくれますが、短所は教えてくれないため、就職後に後悔したという先輩方も多く見てきました。自身で調べるにも限界があるため、そういったところも配慮が欲しいです。

不満に感じていること②：キャンパスの立地および環境が良くない

以前は立地も環境も良かったと思っていましたが、大学のキャンパス内に小学校ができてから不便に感じる事が多くなりました。小学校に合わせるために授業の開始や終了を知らせるチャイムがなくなり、常に時計を見て行動しなければならなくなりました。時計を見て行動する事自体は構わないのですが、入学したての1年生は授業の開始時刻が分からないため、困ることが多かったです。また、小学生が使うからという理由で大学内の施設の使用制限も設けられたため、多くの学生が不満を感じていました。

就実大学のおすすめ学部：総合歴史学科

岡山県では唯一の歴史を学べる学科となっています。世界史から日本史まで幅広く学べるのは勿論、時代もピンポイントで選ぶことができるので、自分の学びたい事を深く学ぶことができます。１つひとつの歴史的行事だけでなく、文化や絵画、宗教についても深く学ぶことができます。定期的に大学内で外部から講師を招いての講演会も開催されます。また、個性的な教員が多く、授業も楽しいと評判です。この学部で学んだことを活かして、博物館の職員の資格を取る学生も多いです。

就実大学に通って良かった？

不便な事も多々ありましたが、他の大学に通っていた友人と比べると様々な経験を積むことができたので満足しています。友人が通っていた大学にも茶道部があり、友人も入っていました。そちらと比べると、わたしの大学の茶道部は、厳しい反面、社会に出るための礼儀作法を身につけることができた上に、茶道の資格を取得することもできました。実際に就職活動でもアピールすることができたので良かったです。また、ゼミではイギリス文学を専攻していたのですが、文学だけでなく歴史も本格的に学ぶことができたので良かったです。