福岡教育大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：教員採用試験特別講座

教育大学なので学生のほとんどが教員採用試験を受けます。そのためキャリア支援センターでも教員採用試験を知り尽くした先生方が多く、過去問の傾向を教えてくれたり、地域の特色なども丁寧に教えてくれます。また、集団討論や模擬授業なども最適な方法を提示してくれて、自信を持って試験に臨むことができました。教育に特化している大学だからこそ、より詳しい採用試験の情報や対策、アドバイスをもらうことができ、とても助かりました。

満足していること②：教育実習がある

大学の付属小学校、中学校で充実した教育実習を受けることができます。また、毎年教育実習生が来るので、付属小中学校の先生方も指導に慣れており、沢山のアイディアの提案をしてくれます。丁寧に指導案のアドバイスもしてもらえるので、指導案の書き方にとても自信を持つことができました。レベルの高い子どもたちも多く、自分の指導力をあげることにも繋がりました。教育実習が充実したものになり、ますます教師になりたいという意欲が高まりました。

不満に感じていること：キャンパスが過ごしにくい

まず大学がどこから入っても坂を登らなければならず、夏は学校に行くだけで汗だくです。キャンパス内にも多くの坂や階段があり、怪我をしている人などはとても大変そうです。また大学の裏は山になっているので、夏場は虫が沢山いたり、スズメバチやヘビなど怖い害虫もたまに見かけます。さらに大学の経費削減のためか、トイレの手の乾燥機の電源を切られたり、エアコンの温度が28度に固定されていたり、不便に感じる部分が多くあります。

不満に感じていること②：キャンパスの立地が悪い

大学の最寄駅には快速列車が停車せず、多くの学生が電車の時間に不便さを感じています。また小倉、博多などの都市部に行くまでに1時間ほどかかり、終電も早いため時間に左右されてしまいます。電車代、バス代も高いです。大学周辺には居酒屋ばかりでアルバイトをする場所があまりなく、三駅ほど離れたショッピングモールなどでアルバイトを探さなければならず、時間、お金共にかかってしまうような状況です。住宅街が多く、大学生には少し落ち着きすぎています。

福岡教育大学のおすすめ学部：教育学部

教育大学なので教育学部しかありません。それが強みでもあり、弱みでもあると思います。しかし、教育について学ぶのであればこれまでの経験と地域の学校との繋がりが強いこの大学はとてもいいと思います。

福岡教育大学に通って良かった？

他大学では教育学部は初等のひとくくりにされていて、小学校教員になる人は自分の得意教科を活かすことができません。教育大学では、小学校教諭を目指していても自分の専門教科を持つことができるのがメリットだと思います。しかし、専門を持つことで小学校ではなく中学、高校の教諭を希望する人が増え、私が二年生の時に、他大学と同じように初等のひとくくりにされてしまいました。私たちは今の学科に満足ですが、教育大のメリットであった専門教科がなくなってしまうのは残念だと思います。