お茶の水女子大学の評判・口コミ【文教育学部編】

満足していること：カリキュラムと少人数制を取っている

日本の国立大学で唯一芸術、主に舞踊を学ぶことができる大学であり、そのためのカリキュラムがかなり充実しています。1.2年生は一般教養を含め幅広く学習し、3年次以降は、舞踊についての専門的な学習が始まります。3年後期からゼミに所属して卒業研究を開始します。また、学科やコースが少人数であるため、教員との距離もかなり密接です。なので学業の面でも、学生生活の面でも取り残されることなく、手厚い教育を受けることができます。

満足していること②：男女区別を受けず学生生活を送れる

昨今、ジェンダーに関する話題が多く取り入れられていますが、そのなかでもお茶の水女子大学は日本で最高レベルの女子教育機関です。なにかと男性優位な社会の中で女子大で学ぶということは、性別のない環境で自分の実力のみで勝負できるということです。不正な男女の区別を受けずに、自分の能力に向き合い、成長できる女子大という環境は、女性にとってなくてはならない環境だと思います。また、大学卒業後も高い実力を社会で発揮し、男性の中でも確実に生きていく人が多いです。

不満に感じていること：留学制度が十分でない

お茶の水女子大学でとくに芸術・表現行動学科は留学制度がまだまだ十分とは言えない環境です。カリキュラムが充実して卒業まで学校に浸かってしまう分、長期留学に行く余裕がなく、休学もしづらい環境です。留学する場合は自ら学校を調べ、奨学金なども自分で手配している人が多いです。教員はまず留学相談を受けないので、学校のグローバル教育センターに行かねばなりません。しかし、そのグローバル教育センターも学科の仕組みをよく理解していないため、なかなか話が進まないです。

不満に感じていること②：設備・システムが古い

校舎がかなり古く、設備利用に問題があります。私立の学校に比べると、学内の施設が十分とは言えません。食堂も座席数が少ないため、お昼の時間には満席状態で座れない人も出てきます。また、芸術・表現行動学科は体育館、ダンス室の利用も多くなりますが、部屋数が少ないため予約で溢れてしまい、使いたいときに利用できないときがあります。また、予約システムがアナログで、部屋を利用するのに手間がかかってしまうところが難点です。

お茶の水女子大学のおすすめ学部：理学部

お茶の水女子大学は昔から理系に強く、これまで何人もの女性研究者を輩出してきました。国立女子大で最高峰なだけでなく、日本のトップレベルの東工大や東大の理系と組んで、レベルの高い教育を行っていることで有名です。

お茶の水女子大学に通って良かった？

まず、国立大学で唯一、舞踊が学べるという点で日本の舞踊界を引っ張ってゆく教育機関だと思います。国のお金で教育を受けるということは、制度や組織の強力な場で成長できるということなので、卒業後にはリーダーシップを取っていけるような能力を身に付けることができます。未来の舞踊界を支えていける人材を育成していく方針を魅了に感じます。