お茶の水女子大学の評判・口コミ【文教育学部編】

お茶の水女子大学の特徴

お茶の水女子大学は学生数が少ないことが特徴です。そのため、少人数の授業が多いです。少人数の授業だと、教員とのコミュニケーションが取りやすく、ちょっとした不明点でも気軽に質問出来る雰囲気があります。日々の授業内で苦手な部分が解消できるため、安心して学業に励むことができます。また、私の所属している日本語・日本文学コースでは、各学年に担任教員がおり、進路の相談や、金銭面の相談などが気軽に出来ます。これほどの手厚いサポートも、学生数が少ないからこそできることだと思います。

満足していること：ゼミ・研究室

私の所属している日本語・日本文学コースでは、年代や研究分野別に専門の教員が在籍しており、自分の研究したいことに応じて的確な指導をしていただくことができます。また、学生数が少ないのでゼミも2?10人ほどの少人数で行なっています。そのため、きめ細やかな指導をしていただけるのもとても助かっている点です。さらに、複数のゼミを好きなだけ受講することができるので、自分の研究したいことを存分に研究することができます。

満足していること②：サークル

近隣に大学が多い立地のため、インカレサークルが多いのが特徴です。主に、東大や日本女子大とのインカレが多いです。また、ミュージカルや映画などの文系、バスケやテニスなどの体育会系など、学生数に対してとても多様な公認サークルがあります。私は、お茶大生だけが所属するダンスサークルに所属していますが、とても和やかで楽しい雰囲気の中、活動できています。このサークルに入ったことで、大学生活を充実したものに出来ていると感じています。

不満に感じていること：国際学生宿舎

お茶の水女子大学の学生寮の１つ、国際学生宿舎は、板橋区にあります。そのため、寮から学校まで約40分もかかってしまいます。また、築年数が古いため、ひび割れや汚いところが目立ち、共同使用の浴場や洗濯機などの故障が多いのが気になります。経営的にも厳しくすぐに直すことができないので、ひどい時は数ヶ月故障したままです。ただ、近くに商店街があって便利だということと、家賃はとても安いので、それだけで住んでいるという感じです。これ以上家賃が高かったら住まないかな、と思います。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

学生数が少ないため、食堂と生協と小さな飲食スペースが１つずつしかなく、ご飯を食べる場所が限られてしまい、昼時はかなり混みます。生協で販売している本も種類が少ないです。ただ、女子大なのでファッション誌は充実しています。構内にお洒落なカフェなどありません。その点は、女子大なのに、と少し残念に思います。また、敷地が狭く図書館も小さいため、探している資料が無い場合が多々あります。ゆそう言う時は国会図書館へ行って探すことになるので面倒です。

お茶の水女子大学のおすすめ学部：生活科学部

生活科学部では、一般的に言う、家政学系や教育学系、心理学系の勉強ができます。この学部は、理系と文系のどちらでも入ることができ、多様な観点の生徒がいるので、色々な視点から物事を見る力が養えるのが最大の特徴だと思います。

お茶の水女子大学に通って良かった？

女子大学なので、女性が自立して社会生活を送ることに対する危機感が強く、ジェンダー教育にとても力を入れています。女性が自分自身の力で考え、実践することの大切さを身をもって学ぶことができました。大学時代から、そのような意識を身につけておくことは、社会に出た時に必ず役に立つと思うので、この学校の校風はとても良いと思います。また、学生が皆、真面目で向上心が高いため、常にモチベーションを高く学業に励むことができることも、入って良かったと思う点です。