東北大学の評判・口コミ【経済学部編】

満足していること：周りに優秀な人材が多い

東北地方の頭の良い人であれば、東京大学より東北大学を選ぶということが珍しくありません。そのため、東大レベルの頭脳の持ち主と会話することができ、自分にない知識を得ることができました。また、学部、学科が数多くあることから、多方面の知識を教えてもらうことができました。卒業生は様々な業界に進出しており、有名企業に入ったり官僚になる人が多いです。大学生活だけでなくその後の人生においても、ずっとつながりを持っていたい人がたくさんいました。

満足していること②：図書館が充実している

東北大の図書館の蔵書数は周辺大学より多く、ゼミの調べものや、卒業論文を書くときに非常に役に立ちました。また、図書館は改築したばかりでキレイなため、居心地もよいです。テスト前や卒論締め切り前になると、皆こぞって図書館へ足を運び、自習スペースで勉強をしていました。１号館と２号館があり、２号館に行く人はあまりいないため、大学生であふれかえっている時期でも、落ち着いて本を読むことができます。ミーティングルームも設置されており、ゼミの話し合いや、就活用のグループディスカッションもできる環境でした。

不満に感じていること：部室の環境が良くない

茶道部に在籍していたのですが、部室がある「サークル棟」が汚すぎて、毎日通うのが嫌になるほどでした。茶道という食を扱うサークルのため、不衛生な空間はどうしても耐え難いものでした。部室が4階にあるというのも茶道部にとっては厳しいもので、茶会前後に道具を外に運び出すのにはひどく苦労しました。どうやら新しい部室棟ができるようですが、工事が長引き、結局卒業前に完成することはなく、工事で道が歩きにくいという経験をしただけで終わってしまいました。

不満に感じていること②：立地条件が悪い

東北大学のキャンパスは学部ごとにばらばらに作られており、工学部などのキャンパス（青葉山キャンパス）は山の中にあり、原付かバスでしか行けないような環境です。さらに、クマが出る危険性もあり、ひどいものでした。ほかのキャンパスも街中から離れており、遊ぶのにも一苦労です。最近では地下鉄の距離が伸び、大学まで直通で行けるようになったことから、かなり改善はされたと思います。しかし、雪が降ってしまうことがあったり、他大学と比べてしまうとやはり見劣りする立地だと思います。

東北大学のおすすめ学部：法学部

法学部は授業についていくことが大変です。ゼミも文系の中では忙しい分類に入るでしょう。しかし、「就職が有利」「卒業論文を書かなくてよい」というメリットがあります。東北大の法学部であれば間違いなく出世コースを狙えます。卒論で頭を悩ませる必要がないのも、大きなアドバンテージとなるでしょう。

東北大学に通って良かった？

優秀な友人と出会い、卒業後もつながりを持つことができているのが、この大学に入ってよかったと思う理由です。また、大学のネームバリューもそこそこあり、知らない人に対しては「東北大を知らない人だ」と、ある一定の評価をして距離を取ることもできます。たくさん遊んで遊びまくりたいという人には仙台という町がつまらないかもしれませんが、店の質も人の量も、過ごしやすい環境だと思います。落ち着いた楽しさを求める人にとっては、東北大、仙台という町は素晴らしいと感じられると思います。