長岡技術科学大学の評判・口コミ【工学部編】

満足していること：実務訓練がある

私の通っている長岡技大には実務訓練という特殊なプログラムがあります。大学4年時の9月から1月までの5ヶ月間、自分の選択した企業および研究機関で長期インターンシップをすることが出来ます。国内外の企業、大学に行けるため、他大学の学生が経験できないことを実践的に行えます。このプログラムは多くの企業から有力視され、技大生の就職活動に大きなアドバンテージを生み出します。また、訓練先で学んだことを活かして博士課程に進む学生が全体の8割程度います。

満足していること②：研究室が充実している

私の所属する研究室は在籍者が40名程度いる大きな研究室です。40人中20人は海外から来た留学生であり、普段の生活から英語を話せる環境が整っています。研究室に長期間在籍すると、自然と外国人とコミュニケーションをとることが出来るようになっています。また、研究室の設備も整っています。薬品はもちろん、分析機器や装置も豊富にあり、自分の研究を着実に進めることが出来ます。研究室には博士課程の学生が多数いるので、装置の使い方や研究の進め方など、心置きなく質問することが出来ます。

不満に感じていること：大学の周辺に何もない

長岡技大の周辺は田んぼに囲まれていて、学生寮に住んでいる人たちは、車がないと買い物にいくのも一苦労です。車を持っていない学生からすると、徒歩数分程度でいけるスーパー、カフェなどがあればいいのにと感じます。大学内に売店は一つあるだけで、最寄りのコンビニが徒歩７分程度のところにあります。車を持たない学生は、休日にバスを使うか、友達の車に乗るかして買い物に行っています。学生の生活を豊かにするような周辺環境は整っていません。

不満に感じていること②：冬期の環境が悪い

長岡は冬になると大量の雪が降り積もるため、さらに通学、外出するのが困難になります。大学構内も雪で埋め尽くされ、学寮からは除雪機で除雪された幅50cmの道を毎朝通学しました。車を持っていても、雪をどかす作業をしてから出かけなければなりません。車を持っていない人は、車を持っている友人を見つけ、買い物に連れて行ってもらう代わりに除雪を手伝う等、助け合って生活をしています。自然相手の話なのでどうしようもないことなのですが、冬期の生活環境は厳しいと思います。

長岡技術科学大学のおすすめ学部：電気情報工学課程

選ぶ学部、課程は自分の研究したい分野によると思います。長岡技大のどの学科に入っても様々な企業から求人が来ると思います。しかし、あえて求人が一番来て、将来の給料が一番高くなる見込みがある学部を選ぶなら電気情報工学課程だと思います。

長岡技術科学大学に通って良かった？

研究者になるために必要なことを多く学べるからです。研究室の先生、先輩が多くの事を体系的に厳しく教えてくれるため、しっかりとした技術者、研究者になれます。また、実務訓練のおかげで、社会に出た後、自分の持つ企業イメージと現実との差が小さくなると思います。仕事をすることに対する抵抗感も他大生よりも少なくなると思います。