神戸市外国語大学の評判・口コミ【中国学科編】

満足していること：幅広く学べる

専攻の中国語の授業では幅広い内容を学習することができます。1年生のうちは基本的な文法と発音を中心に習い、2年生からは中国語テキストを使った意見文の翻訳や超短編小説の読解、映画の翻訳といった授業を受けます。3年生では短い作文を通して語法を身につける授業や、中国で出版されている雑誌の投稿意見文を読んだり、人民日報の翻訳を行うなど、実践的な授業が多くなります。また、ネイティブの先生の授業も1年生のうちから受けることができるため、正しい発音を習うことができます。

満足していること②：図書館が充実している

外国語学部の単科大学であるため、外国語に関する書籍が充実しています。学校の授業以外にも、図書館の本を使って自主的に学習がしやすいです。英語ではTOEICやTOEFL、英検対策の本が、中国語では中国語検定やHSKの対策本が置かれているため、自費で購入しなくても勉強することができます。また外国語以外にも教育や法律、歴史などさまざまな分野の本も多く置かれているため、専攻科目以外の授業の内容も自主学習が可能です。

不満に感じていること：サークル・部活が少ない

外国語学部のみの単科大学であるため、学生数が少なく、サークルや部活の種類が少ないです。私自身、大学生になったらマイナーなスポーツを始めてみたいと思っていましたが、テニス、サッカー、野球、ラグビー、バスケットボールなどといった、王道のスポーツの部活しかありません。サークル活動に関しても、ボランティアサークルやテニスサークルといった王道サークルの一部はメンバーも集まり活動をしていますが、ほとんどのサークルは名前のみで活動をしているのかどうか分からないです。

不満に感じていること②：食堂が少ない

食堂がひとつしかありません。カフェテリアという名前の場所もありますが、実際には食堂の一部です。お昼時には2限終わりのほとんどの学生が食堂に集まるため、授業が長引いたなどの理由で少し行くのが遅くなると席を探すのが大変です。また昼ごはんを買うのにも長蛇の列ができるため、昼休みの1/3程が潰れます。レンジも2台しかないため、お弁当持参でも温めるのには時間がかかります。また空きコマを過ごす場所も食堂がひとつしかないため限られます。

神戸市外国語大学のおすすめ学部：外国語学部国際関係学科

授業内容が一番充実している印象があります。専攻の語学は英語になります。国際関係学科の先生がそれぞれの専門分野について1時間ずつリレー形式で行う授業は他学科の学生にも人気があります。また1限の授業が少ないのも魅力のひとつかと思います。

神戸市外国語大学に通って良かった？

やはり授業が充実している点が大きいです。専攻科目では予習必須の授業が多いため、自主学習もしっかりすることができます。先生方も授業後の質問などには丁寧に回答をしてくれます。1年生から4年生まで基本的にクラスが変わらない点も、友達づくりの点でよいです。また、外大の食堂のごはんはおいしいと評判です。土曜日のお昼時には近くの他大学の学生が部活終わりにわざわざ外大に来たりします。