横浜薬科大学の評判・口コミ【薬学部編】

満足していること：進路・就職実績が良い

薬学部なので、大学を卒業し国家試験をパスするとまず就職先に困ることはありません。私は現在5年生ですが入学当初の5年前に薬剤師はもうすぐ飽和するという話をよく聞きました。しかし、現在でも薬局、ドラッグストア、病院では人手不足のようで就職説明会やインターンなどが盛んに行われています。それ以外にもＭＲやＭＳ，ＣＲＯ業界などでも多くの薬剤師が活躍しています。本人の努力次第で麻薬取締官、科捜研などの面白い仕事にも就くことができます。

満足していること②：研究室での学びが大きい

私は5年生なので研究室で研究を行っています。4年時の研究室決めが成績順で、私は成績があまり良くなく入りたい研究室に配属されるか不安でしたが、何とか第一志望の場所に入ることができました。そこで自分が興味をもっていた鬱やアルツハイマー病などの中枢系の研究に取り組めて非常に満足しています。教授は3人在籍していますが皆さん厳しくも優しく、尊敬できる先生です。さらにＣＲＯ業界や企業とのコネクションが強い研究室なので就職に有利な面も挙げられます。

不満に感じていること：事務の対応が良くない

教務課、学生課などの事務があまり真剣に仕事をしていないような気がします。学生はみな学校用アドレスをもっているのに単位がかかった重要な内容を掲示のみで済ませたりすることは日常茶飯事です。夏休みのシーズンでもお構いなしにそういうことをするため、友達が少なく情報網の薄い学生は知らないうちに留年していそうです。他にも休講の連絡が朝8時を過ぎてから送られてきたりもします。朝8時となればすでに電車やバスに乗っている学生がたくさんいることがわからないのでしょうか。

不満に感じていること②：学生の数が多すぎる

入試で毎年定員の1.5倍ほど合格者を出しているため、教室がパンパンです。椅子をひとつも空けないで座っても座れない人がいる講義があったほどです。私立大学なのでたくさん学生を入学させてお金を稼ぎたいのかは知りませんが、教室のキャパも考えてほしいものです。学生数が多くて一番つらい時間はお昼時です。学内のローソンのレジ待ちの列は店内を一周回ります。食堂も講義が終わってダッシュしないと席を取ることができません。

横浜薬科大学のおすすめ学部：臨床薬学科

臨床薬学科は一番スタンダートで一番人が多い学科です。漢方を深く学びたい人は漢方薬学科、リハビリや健康管理などを学びたい人は健康薬学科に進んでください。特に志しているものが無い人は一番人数が多い学科を選んだ方が友達ができやすいので無難です。

横浜薬科大学に通って良かった？

私の大学は薬科大学の中では偏差値が低く、たまにもっと上の大学を目指せばよかったと思う時もあります。しかし、大学で面白い友人達や彼女ができ、やりたい研究を真剣に取り組むこともできています。決して良いところばかりではありませんが、（嫌なところもとてもあります。）人間関係で恵まれてやりたいことができているので通っていてよかったと思っています。