鎌倉女子大学の評判・口コミ【家政学部編】

満足していること：キャンパスの周辺環境が充実している

鎌倉女子大学には2つのキャンパスがあります。大船キャンパスは鎌倉の近くに位置しています。そのため、学校の帰りに鎌倉に遊びに行くこともできます。大船キャンパスの中は豊かな緑があり、東山と呼ばれる山に登ることもできます。晴れた日には学内から富士山が見える日もあります。もう一つのキャンパスには大講堂があり、入学式や卒業式などが行われます。温水プールも備えてあり、部活動などで使用したりしています。

満足していること②：国家試験対策がしっかりしている

私の所属していた家政学部管理栄養学科には、将来管理栄養士を目指す人が集まります。管理栄養士は国家資格で、4年間通って必要な単位を修得すると国家試験受験資格を得ることができます。管理栄養士国家試験は簡単なものではなく、全国の合格率は40%前後ですが、鎌倉女子大学家政学部管理栄養学科では毎年多くの合格者を出しており、合格率は90～100%にのぼります。このことからわかるように、毎年4年生になると手厚い国家試験対策があり、学校で与えられる勉強をこなしていれば国家試験はまず問題ないといえるでしょう。

不満に感じていること：カリキュラム内容が忙しい

鎌倉女子大学家政学部管理栄養学科では、毎年管理栄養士国家試験の高い合格率を出していますが、そのぶん厳しいカリキュラムが1年生から課されます。入学後すぐにレベル分けテストが実施され、点数が低いとリメディアル補習という授業に出なくてはなりません。また、3年から始まる学外実習では合計4週間の臨地実習に行かなくてはならず、実習期間は実習ノートなどの課題に追われます。4年生になると実習、就職活動、国家試験対策に追われ、とても忙しくなります。

不満に感じていること②：授業時間の融通が利かない

鎌倉女子大学では1～6講時の授業時間があります。1講時目が始まるのは午前8:40、6講時が終わるのは午後7:20であり、他の大学に比べ、朝早くから夜とても遅くまで授業があります。家が遠い学生は通学にとても不便だと思います。6講時まで授業があるとアルバイトやサークル活動などが自由にできないのも不満の1つでした。授業と授業の間の休憩時間も10分間しかないので、校舎の端から端まで移動する時は休む暇もあまりありませんでした。

鎌倉女子大学のおすすめ学部：心理学科

授業中に外から楽しそうな声が聞こえてきて、覗いてみると心理学科の学生たちが楽しそうに遊んでいました。心理学科は国家試験もないので授業もそれほど大変ではないと聞いていたので、楽をしたい、遊びたいと言う人にはオススメです。

鎌倉女子大学に通って良かった？

栄養士や管理栄養士になりたい、というはっきりした目標がある人にはとてもぴったりの学校だと思います。しかし、多くのカリキュラムをこなさなければならないため、なんとなく入学してしまった人の中には、合わないと感じて辞めてしまう人も少なくないそうです。私は管理栄養士になりたいと思って入学したのですが、想像以上のカリキュラムの多さに、やめたいと感じる日もありました。しかし、国家試験に合格することができたので結果的には良かったと思います。