福島県立医科大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：部活動が盛んに行われている

医学部のわりに部活動が盛んであると思います。大学ですがいろいろな種類の部活動があり、ゆるい部活からそれなりに忙しく活動している部活までさまざまです。運動部が活動する施設等も充実している方だと思います。室内50mプールや野球場が学内にあり、最近は新しい陸上トラックができました。部活動に入ると縦のつながりができて、各試験に関する過去の情報や一人暮らしのアドバイスまでいろんなことを先輩に聞くことができます。

満足していること②：進路に関して心配しなくて良い

医学部・看護学部なので当然といえば当然ですが、卒業後の進路に関しては他学部と比べてあまり心配がいらないと思います。医師、看護師という職業に決まっていますので。卒業後は大学の付属病院に残る人もいれば県内の他の病院に行く人、県外の病院に行く人などさまざまです。他の病院に行った人の中でも、数年後には付属病院に戻ってくる人もいます。国家試験さえ受かれば就職には不便しません。また、入学試験の偏差値は全国的に決して高い方ではありませんが、国家試験の合格率は高い方なのも魅力の一つかなと思います。

不満に感じていること：交通の利便性が低い

近くに駅がなく、1番近い金谷川駅からは徒歩40分、車で10分ほどです。自家用車で通う人が多いです。車を持たない下級生などはバスで通学していますが、主要な駅である福島駅からだと片道500円ほどかかります。もちろん大学の近くに住んでいる人もいますが。ただ、免許を取って車に乗れる状態になっても「1年生は車通学禁止、2年生は大学敷地内の駐車場使用禁止」という規則があるので、3年生以上しか不便なく通学することができません。山の上という不便な場所にあるのだから、もっと学生の車通学に関して寛容になってもいいのではと思ってしまいます。

不満に感じていること②：コミュニティが狭い

単科大学なので、医学部と看護学部しかなく、全体的に人数が少ないので、同学年のメンツはだいたい分かります。部活動やサークル活動などもわりと盛んなので、縦のつながりもあり、学内で見かける人の「知っている」「見たことある」割合は高いです。そういったコミュニティの狭さゆえ、噂などがすぐに広まってしまうこともしばしばあります。誰が誰と付き合ったらしい、別れたらしい、よくない関係にあるらしい、などなど。上級生になると車を持っている人がほとんどなので、誰々の家に最近誰の車が停まっているよ、なんていう噂まで。

福島県立医科大学のおすすめ学部：医学部

そもそも単科大学なので医学部と看護学部しかありません。看護学部はやはり女性の割合が圧倒的に多いです。医学部は男性の方が多いです。小さな大学なのでコミュニティは狭いですが、その分知っている人が多く安心できる部分もあるのではないかと思います。

福島県立医科大学に通って良かった？

自分が学びたいと思っていたことを最低限きちんと学べるので、不満はありません。また部活動にも入り、人とのつながりができて、楽しい思い出もたくさん作ることができてよかったと思っています。田舎で立地は良くなく、都会の大学生のようなことはできないかもしれませんが、その中でここでしかできない人とのつながり、遊び方があると思います。この大学でできた人とのつながりは将来医師・看護師になった時に大きな役割を果たすことと思います。