新潟大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：大学の周りで学生が暮らしやすい

新潟大学は県外から入学する人が多く、一人暮らしの人がたくさんいます。医学部・歯学部以外の学部棟が揃う五十嵐キャンパスの周りは学生街となっており、この辺りに住めば、家から大学に着くまでの時間が短く、課題の提出や図書館の利用が手軽にでき、非常に学習しやすくなっています。また、大学周辺には大きなスーパーや服屋、本屋、医院などがいくつもあり、基本的な生活をするのにまったく困りません。居酒屋やダーツバー、カラオケといった娯楽施設も複数あり、サークルの親睦会やデートをする場所もあり、週末や空きコマには歩道にたくさんの学生が集まります。

満足していること②：サークルに対して寛容

新潟大学には様々な種類のサークルや部活が存在します。軽音楽の団体だけでも5つほど、全音楽団体だと10以上はあるのではないでしょうか。だいたいの運動サークルも1つのスポーツにつき2つは団体があり、それぞれ雰囲気や集まっている人の系統が違って面白いです。また、人狼ゲームやTRPG、缶蹴りサークルといったマイナーなものを好む人の集まりもあるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。私も先日マイナーなサークルを新たに立ち上げましたが、どんな団体でも人道に反していなければ大抵のものは承認してくれるシステムは、良心的な制度だと思います。どんな趣味を持っていても受け入れてくれる人が必ず見つかるでしょう。

不満に感じていること：大学が経費削減していると感じる

新潟大学では年々経費が削減されていると聞きます。実際、私の入学時には学内のコピー機で1人につき年に100枚ほど無料で印刷できたところ、昨年から全ての印刷が有料になってしまいました。大量のレジュメやレポートの印刷が必須な大学生にとって、これは大打撃です。また先輩に聞くところによると、トイレに芳香剤が置かれなくなったのも経費削減のためだと聞きます。経費削減の影響は学生に対してだけではありません。文化祭の時期などには、研究費が削減された教授陣が抗議声明を出すこともあります。研究が本分である教授たちにそのような活動をさせるというのは、なんともみっともなく思います。もう少し、見直すべき経費を再検討してもらいたいです。

不満に感じていること②：天候が悪い

すぐ近くに海があるため海風の影響を激しく受けます。防風林もあるのですが、私には機能しているようには思えません。そのため、雨が多い新潟では傘をさしても飛ばされたり壊れたりすることが多く、よほど雨の強い日でなければ傘をささずに登下校する人も多く見受けられます。時折、外に干した洗濯物が飛ばされている光景も目にします。これは新潟という地域柄仕方ないことなのかもしれません。ただ、大学周辺は新潟のイメージと違い豪雪地帯ではないので、雪が降ってもそれほど積もらず、冬の時期にも問題なく生活できるのは良かったと思います。

新潟大学のおすすめ学部：教育学部

他の学部では、テストのみで成績評価がされる講義が多く、だんだん出席を怠けてしまうようになることがあると聞きます。しかし、教育学部では基本的に出席点があるため、怠けようと思うことがまずありません。また、CAPにも制限がなく、他学部の気になっている講義をいくらとっても問題がないという点はとても気に入っています。

新潟大学に通って良かった？

総合大学ということでたくさんの人が集まっており、いくつかのサークルも掛け持ちしたためか、今まで出会ってきた人とはタイプが違う人、出自がまったく違う人などと友達になることができたからです。そのおかげで価値観や物の考え方が広がり、人間として成長できたような気がします。また、自分が学びたいと思っていた教育系の教授のゼミに入ることができ、自分では嫌いだと思っていた勉強が今は楽しくてたまりません。教育学部にはCAPがなく、いくつ講義を取ってもいいため、気になっていた心理学や社会学の講義にも触れることができ、この大学のこの学部に入ることができて本当に良かったと思います。