信州大学の評判・口コミ【理学部編】

信州大学の特徴

信州大学はタコ足キャンパスと言われます。その理由は、松本、伊那、上田、長野工学部、長野教育キャンパスと５つのキャンパスがあり一年生の時は全員松本キャンパスで勉強しますが、二年生からは農学部生は伊那、繊維学部生は上田、工学部生は長野工学部キャンパス、教育学部生は長野教育学部キャンパス、その他の学部（理学、医学、経済、法学、人文）は松本キャンパスで残り三年間過ごします。一年生で仲良くなった他学部の友達と離れてしまうのは寂しいですが、全キャンパス共通の大きなサークルや部活の活動があったりするので、お互いに友達の家に行き来したりできるので楽しいです。

満足していること：留学制度

松本キャンパスにはたくさんの留学生がいます。彼らの多くは交換留学生と言って、海外の大学の信州大学が交換留学提携を結んでいる大学の生徒です。そして私たち信州大学生はその海外の提携大学に半年、もしくは1年間交換留学生として留学することができます。また、信州大学内でも留学生と日本人学生が一緒に受ける授業や、イングリッシュサロンと言って英語で留学生、英語の先生、日本人学生どうしがコミュニケーションをとる集まりが週２の頻度であります。英語力をあげたい生徒の多くはその集まりに参加しています。

満足していること②：キャンパスの環境

松本キャンパスは桜やイチョウなどの木がたくさん植わっています。そのため、4月の入学シーズンには桜が満開だったり、秋にはイチョウの木が黄色く紅葉していたり、冬には雪が降って銀世界に包まれた大学が見られるなど、大学内で四季を見で感じることができます。また食堂が３つあり、売店も各食堂にあり、昼食時の混雑時には売店で生協が作ったお弁当が売り出されるなど食事には困りません。それでも列が長くなって「ご飯を食べる時間がない！」となる場合があります。その時には、近くの食堂の方が大学の門前までお弁当を出張販売してくださるので安心です。

不満に感じていること：キャンパスの立地

タコ足キャンパスと言われるほど、信州大学のキャンパスは長野県全体に立地しています。そのため、部活など全キャンパス合同の練習があるときなどは交通費や、宿泊費がかさんでしまいます。また、松本キャンパスは最寄駅から徒歩約４０分、伊那キャンパスは最寄駅から徒歩約５０分と移動するには車が必要だなと感じることが多いです。特に伊那キャンパスは５０分間坂道を歩き、さらにバスなども少ないため、ほとんどの農学部生は車を所持しています。

不満に感じていること②：アルバイト・インターン

大学周辺には大学生向けの食堂や居酒屋さんが多く、アルバイトには困りません。松本、長野は比較的賃金も高く、大学のホームページでも大学生向けのアルバイト情報が掲載されているので簡単にバイト先を探すことができます。一方、近くに大きな企業などがないため、インターンをしようと思うと、多くの学生が東京などの大都市まで出てインターンを行なっています。また、一応大学ホームページにインターンの掲示サイトがあるのですが全然更新されておらず、自力で大学を経由せずにインターン先を探す必要があります。

信州大学のおすすめ学部：理学部(特に生物学コース)

長野県は生物学的に生物の分布の西日本と東日本の境界線になったり、たくさんの山があるため生物のホットスポットとも言われています。そのため、面白い研究を行っている先生や学者の方が多くおられます。そのため、学生として卒業論文を書く際より充実した題で研究に取り組めます。

信州大学に通って良かった？

信州大学にはユニークな学生が多く、自発的に地域と協力するような活動をおこなう学生団体があったり、ボランティア活動のサークルがあったりするなどたくさんの刺激を大学生活で得られます。また、先生と学生が気軽にコニュニケーションが取れるようなゼミナールや授業が多く、私の所属する理学部の生徒数は少ないので少人数で授業を受けることができます。そのため、質問なども気軽に聞きに行くことができるためより授業の理解度が深まると思います。