鎌倉女子大学の評判・口コミ【短期大学部編】

満足していること：短大なのに小学校免許が取得出来る

一般の短期大学では保育士資格、幼稚園教諭免許(二種)を取得することが可能で、小学校以上の教員免許は四年制大学にて取得することがほとんどです。しかし本大学では短期大学部で小学校教諭免許(二種)を取得が出来ます。また短期大学部を卒業したのちは、短期大学部専攻科(1年)、教育学部、児童学部、他大学へ編入することが可能です(編入試験あり)。そのため、短大で学び、小学校の教員に興味が出てきた場合は編入という選択もできます。編入等せず保育士、幼稚園教諭として就職したのちも、｢幼保小の連携｣が意識されていますので、強みにもなるのではないでしょうか。

満足していること②：建物が新しい

鎌倉女子大学自体は昭和18年に創立され、75年ほどの歴史があります。ですが、松竹撮影所跡地に建設された現在の大船キャンパスは平成15年に開設されたため、建物はまだ15年ほど。綺麗で清潔な学内です。教室によっては、旧学舎の頃からの歴史を感じる机がいまだ使われています。(私が在籍中に椅子が新しいクッション性のあるものに変わりました)。1階から4階までの大きい吹き抜けでとても開放感があります。木を基調としており、優しいイメージです。

不満に感じていること：サークルや部活動への参加が難しい

鎌倉女子大学には様々なサークル、部活動、同好会があります。いずれにも参加可能ですが、四年制の他学部と短期大学部合同(本学全学生)での活動になります。短期大学部に所属する学生は、2年間で免許資格取得を目指しているため、毎日朝8:40から夜19:10まで授業があります(空きコマ等はあります)。そのため、時間に余裕のある四年制の他学部と時間が合わず、入部等しても、活動に参加することが難しい場合があります。

不満に感じていること②：カラー印刷が出来ない

1階に本学の学生であれば誰でも使用可能なパソコンが十数台、プリンター3台ほどが設置してあります。活字でのレポート提出が必要な場合などは、ここでメディアを取り込んで印刷することがほとんどだと思います。印刷に必要な用紙は個人で用意します。十数台のパソコンから3台のプリンターへ集中しますので、自分の用紙をセットして待っていたら他の人のレポートが出てきたということが多々あります。活字のレポート提出の場合はモノクロ印刷で十分ですが、時にはカラーで印刷したい資料もあり、カラーに対応していないことに不満を感じていました。

鎌倉女子大学のおすすめ学部：短期大学部 初等教育学科

はじめにも述べましたが、短期大学でありながら小学校免許が取得出来ることです。2年間で小学校免許が取得出来る大学は全国でもそう多くはありません。保育の道に進むのか、教諭として教育の道に進むのか。悩んでいる方は本学部へ入学して、学んでいく中で自分に合った道を探していくのもひとつの手だと思います。やはり保育の道に進みたいと思えば卒業後就職を。小中学校、高校に興味が出てきたら編入することも可能ですので、おすすめの学部です。

鎌倉女子大学に通って良かった？

1番の理由は短大なのに小学校免許が取得出来る点です。教員免許は10年ごとに更新が必要ですが、使わずとも持っていることで職が広がることもありますので(給与が上がることもある)、持っていて損は無いと思います。次に良い意味で学生の意識が緩かったことです。とりあえず短大に行って資格取っておこうかなという学生も多く、四年制大学に比べて肩に力が入っている学生が少なく、保育の道に不安を感じていた私はリラックスしてキャンパスライフを送ることが出来ました。