埼玉大学の評判・口コミ【理学部編】

満足していること：研究室の面倒見が良い

埼玉大学の理学部では、学部4年生から所属する研究室を決め、1年をかけて卒業研究を行います。研究室ごとに指導教員となる先生がおり、実験の進捗を報告したり、相談する機会が週に1回設けられていて、とても面倒見がよいと感じます。週に2回あるゼミでは、研究室に所属する学生が1人ずつ、自身の研究や論文を紹介しています。パワーポイントを用いたスライドの作り方に対する指摘から発表の構成、話し方などまで細かく指導してもらえます。

満足していること②：部活動

私は美術部に所属しています。毎週の活動内容は部長が決め、テーマに沿った活動を、お菓子などを持ち寄り楽しく行っています。毎週の活動の他に、むつめ祭(学園祭)では作品の展示、ポストカードの販売、その他ワークショップなどを行います。部活外の人たちにアンケートを通して作品の感想をもらったりする機会もあります。感想は創作のモチベーションにもつながります。また、毎年合宿があり、2泊3日で旅行にいき、美術館を見て回ったりバーベキューをしたりととても楽しめます。

不満に感じていること：キャンパスの立地が良くない

埼玉大学への通学で想定されている駅は北浦和駅、南与野駅、志木駅の3つがあります。しかしどの駅もキャンパスから距離があり、自転車かバスを利用しなければなりません。バスの場合、定期券を利用することもできますが、あまり安くならないのでチャージしたICカードで支払うのと比べても得はしません。また、キャンパスの周辺の居酒屋や飲食店もあまり豊富ではなく、イベントの打ち上げやサークルの歓迎会の場となるお店が限られてしまいます。

不満に感じていること②：キャンパスが狭い

埼玉大学には学部が5つありますが、キャンパスは1つしかないため、少し狭く感じます。また学部ごとに棟がありますが、古い建物が多いです。キャンパス内には購買が2つとローソンが1つありますが閉まる時間が早いため、帰りが遅くなったときにおにぎり1つ買うこともできません。それから、水はけの悪いところが多く、雨が降り続くと校門に続く道が通行できなくなることがあります。虫も多く、夏は蚊にたくさん刺されて不快です。

埼玉大学のおすすめ学部：理学部

埼玉大学の理学部の中にはさらに4つの学科があります。そのうち、生物系の学科が2つあるからです。生体制御学科と分子生物学科です。動物や植物について個体レベルでの興味が強い場合は生体制御学科、分子(化学)レベルでの興味が強い場合は分子生物学科を選ぶといいと思います。

埼玉大学に通って良かった？

埼玉大学は学部が5つありながら1つのキャンパスしかないため、サークルや部活動、学園祭などで理系の学生のみでなく幅広いジャンルの学生と交流を持つことができます。また夜間に授業を受ける社会人の学生や留学生も多くおり、就職についての話を聞くことができたり、外国の話を聞くこともできます。また、同じ学科内の仲もよく、一緒に勉強をしたり、遊びに出かけたり飲みに行ったりする機会も多く、友達を作りやすい環境だと思うからです。