京都ノートルダム女子大学の評判・口コミ【心理学部編】

満足していること：敷地が広すぎず移動しやすい

大学といえば広々としているイメージが強いと思いますが、この大学は閑静な住宅街にあるため敷地がそう広くはなく、移動しやすいのです。広くないと言っても窮屈ではなく、広々とした体育館やNDホール、席数がたっぷりある食堂もあります。主として使う建物は2つあり、それぞれ4階や5階まであるのですが広めのエレベーターがあるので移動が楽々です。また、この2つの建物は地下1階同士が繋がっているので雨の日でも濡れずに往来できます。

満足していること②：1年生から担任の先生についてもらえる

ゼミが始まるのは3年生からですが、1年生の頃から5～10人の学生に対し1人の先生がついてくださいます。入学当初にゼミのようなグループ分けをすることで、友達が作りやすかったり、何か相談したいことが出来た時にどの先生に話そうという悩みがなくなったりして、学校に慣れやすくなります。小中高のようだと思われるかもしれませんが、授業自体は各々好きなものを取りますので、クラス制のように終始このメンバーでべったりということもなく適度な距離感を保つことができます。

不満に感じていること：詳細な説明を省く授業がある

難しい学問ということは理解していますが、授業中に「学部生なのでここは勉強しなくて良いです」とおっしゃる先生が多いのは少し惜しいと思います。本校には大学院もありますのでそこまで進めば教えるということなのでしょうが、せっかく学びに来ているのに入口だけを浅く聴かせて、その先の詳しい内容を教えてもらえないのは、やる気のある学生からすると歯痒い気持ちになります。参考文献など示していただければ自学自習することもできますので、そこは少し不満です。

不満に感じていること②：サークルが少なく、参加率も低い

他大学との合同サークル以外は、サークル参加率があまり高くなく、活動も活発でないように感じます。登録人数は多くても、ほとんどが幽霊部員状態である場合もあります。練習日が多くてアルバイトと並行できないなど、ルールそのものが厳しく結果的に実動人数の少ないサークルもあります。どうも楽しくゆるゆるとやれる雰囲気ではないと思いました。他校がどの程度活発なのかは存じませんが、本校ではアルバイトをしながら参加する人もいますので、中高までの部活のような熱心さや向上心は見受けられません。

京都ノートルダム女子大学のおすすめ学部：現代人間学部 心理学科

心理学の先生が非常に多く、精神医学的な視点、発達の視点、実験や検査などで調べていく視点など、各方面から心理学を研究しているプロフェッショナルが揃っていますので、心理学を学びたいという方には最高の学部だと思います。

京都ノートルダム女子大学に通って良かった？

人間文化学部や現代人間学部などが増えている中で、心理学部心理学科という心理学特化の名前がついていましたので、非常に心理学関連の授業が充実しています。今年度から心理学部という名ではなくなりましたが、授業内容に大きな変更は感じられないので、本当に心理学が好きで入った私には毎日楽しい授業ばかりです。どれほど心理学の授業が充実しているかというと、心理学科の専攻が三つあり、臨床心理専攻・学校心理専攻・現代心理専攻と様々な視点から心理学という学問に触れることができるようになっています。