東北大学の評判・口コミ【経済学部編】

満足していること：キャンパスが広い

本部のある片平キャンパスは、杜の都を代表するように木々が立ち並び、秋には銀杏の葉が一面に散り、たいへん綺麗です。最先端の実験機器はもちろん、小さなホールもあり、学会に限らず多くの用途で活用されています。

また、文系や1,2学年を中心とした、川内キャンパスからは仙台市の街並みを一望でき、広々とした通路の中はいつも様々なサークルの活動の場で使用されており、いつも活気があります。川内キャンパスには国内最高峰の音響を誇る川内萩ホールもあり、有名なアーティストのコンサート会場としても使われます。

満足していること②：国際交流が盛ん

東北大学の有名な理系学部に限らず、経済学部、教育学部でも、留学生の受け入れ、送り出しが共に盛んです。留学経験のある先輩方も多くおり、留学に関する疑問点の解消もしやすいです。受け入れた外国留学生と交流を持てる機会も多く、留学しなくても上手くやれば多様な国際交流のスキルを伸ばし、就職に向けて強みをつけられることも一つの魅力であると言えます。海外の提携大学も多く、また卒業した後でも大学の仲介で海外で学ぶ人もたいへん多いです。

不満に感じていること：キャンパスへのアクセスが悪い

2015年に仙台市地下鉄東西線ができてからはだいぶマシにはなりましたが、理系キャンパスである青葉山キャンパスは名の通り山の上にあり、キャンパス移動に原付がほぼ必須です。講義ごとにキャンパスが異なる場合は遅刻必須となり、かなり学生からの不満を買っていました。山の下、街中にも本部となる片平キャンパスが位置しており、講義の取り方に工夫が必要です。文系は基本的に川内キャンパスで完結しますが、そこも青葉山までの坂の途中にあり、決して行きやすい場所ではありません。

不満に感じていること②：就職活動がしづらい

そもそも場所が仙台にあり、もちろん地方都市としては栄えているのですが、就職活動を行う上で選べる企業の数は圧倒的に関東圏に比べて少ないです。面接の度に高い交通費を負担することが苦でなければ問題ありませんが、大学柄そういう方も少ないです。また、いかにも東北大生という意味の｢いかとん｣という言葉が存在し、東北大学のネクラなイメージを包含していることもあり、何もしないでいると就職ではあまりいい思いを出来ないこと、お気をつけください。

東北大学のおすすめ学部：工学部 材料科学総合学科

その方次第かと思いますが、将来的な選択肢が大変広いイメージです。学部時代で自分の適性を見ながら、幅広い学科選択、ひいては就職先の選択をすることが出来て、就職のことをしっかり考えてらっしゃる方には有意義な学科です。

東北大学に通って良かった？

難関大学に数えられることもあり、やはり東北圏に限らず各所から優秀な方が集まっていて、サークルなり部活動なりのコミュニティにしっかり入り込むようにしておけば、それなりの人間にはなれるし、自分自身もそれなりになったと感じているからです。教授も建設的な方が多く、勉学にも励みやすい環境でした。また、卒業した後も充実した人間関係もできている同期が多いため、いろんな面で自分自身の財産を増やすこと、貯めることのできたいい大学であったと感じています。