恵泉女学園大学の評判・口コミ【人文学部編】

満足していること：外観がおしゃれ

キャンパス自体は女子大のイメージそのもので、緑があふれレンガ調の校舎がとても清潔感のある外観です。また学校全体がドラマの撮影などでも多く使用されており自慢のキャンパスでした。生徒一人一人の意識も高く、ごみ等が落ちている風景を見たことがないくらい、常に美しさを保った校内でした。グラウンドも広く整備されており、授業後には、運動部の学生が仲間と切磋琢磨しながら楽しそうに走り回っていたのを覚えています。

満足していること②：チャペル・図書館の居心地が良い

チャペルは大学に入るまで見たことがなかったのですがとても落ち着いた由緒ある空間で、パイプオルガンがあることでも有名でした。授業ではそのパイプオルガンの音色を聞きながら唱えるのでとても贅沢な時間だったと今は思えます。また図書室は、さほど広くはないのですが、こぢんまりとして自習をするにはもってこいのとても心休まる場所であり、授業が空いた際には図書室でゆっくりするのが日常となっておりました。

不満に感じていること：留学制度が整っていない

大学2年生のころにアメリカのデイビスという場所に2週間ほど留学できる企画がありましたが、費用が非常に高く、私自身は諦め友人に後日話を聞きました。渡航した生徒は全部で15人以下だったにも関わらず、ホストファミリーの自宅に2～3人が一組となり一緒に過ごすというものでした。10代の若者なのでもちろん友人と一緒なら楽しい反面、ずっと日本語を話してしまい、結果的に全く英語の勉強にならなかったと嘆いていたのが印象的です。

不満に感じていること②：ゼミが盛んでない

大きな大学とは違いゼミの仲間とずっと一緒にいるというものではなく、一般的な授業と同じような感じでした。そのため全く顔を出さない人も多く、皆で課外授業に出かけるなどといったことはありませんでした。基本的に室内で英語の本を朗読するというものでした。常に先生とは距離があり、私個人の意見としては、ゼミで同じ目標や志を持った人と会えると思っていたのに、それがなかったことが一番悔いが残るしもったいないなと思いました。

恵泉女学園大学のおすすめ学部：人文学部

英語が苦手でもとても気さくなネイティブの先生が多くいるので自然と好きになります。また、間違った英語を使っていたとしても、分かろうと耳を傾けてくれる先生ばかりなので恥ずかしいと思うことがなくなると思います。

恵泉女学園大学に通って良かった？

他の大学でもそうかと思いますが、基本的に1.2年生でしっかり単位を取れれば3.4年生では比較的時間に余裕があり、アルバイトなどに自分の時間を使うことが出来ます。とてもやさしい先生が多いので、卒業に必要な単位はかなり取りやすい印象を持ちました。卒業に切羽詰まることなく、普通の大学生活が送れればしっかり皆と一緒に卒業できると思います。ただ大きな大学とは違い、基本少人数制の授業なので代理出席は絶対にできません。