恵泉女学園大学の評判・口コミ【人文学部編】

志望理由

世界に興味があり、色々な国に行くにはまず英語を勉強しなくてはならないと思い、英語コミュニケーション学科を選択しました。都内に英語系の学部・学科がある大学が多い中でこの大学を選択した理由は、海外研修の充実さ、少人数制での授業の多さ、女子大であるということを理由に選びました。受験はAO試験で受験しました。小論文の作成はどの学部・学科に関係なく同じお題に沿って書くものでした。面接では日本語での面接の後、2～3問の簡単な英語で質問がありました。私は当時英語が全くできなかったので、わからないものは素直に「わかりません」と言いましたが、無事合格しました。

大学で勉強していること

1年生での必修科目として園芸・聖書（学校がキリスト教のため）・論文を書くための基礎・初歩的な英語・選択式の第2外国語を1年かけて勉強します。2年生からは英語でのレポートの書き方や少し難しい英語の読解、第二外国語の習得の仕方などを学び、3年生で卒業に向けてゼミの選択をします。ゼミに関しては1年生、2年生の時に教養基礎として色々な先生の授業を受け、最終的にどこのゼミにするか決定することができます。

満足していること：留学制度が整っている

この学校は英語圏はもちろん、アジア圏など様々な国の学校と協定留学の制度を設けており、留学しても4年間での卒業が可能です。もちろん留学先の大学で受けた授業は、審査がありますが単位として認められます。現に私も半年間協定留学をしましたが4年間で卒業はもちろん、単位も取得することができました。ほとんどの授業が少人数制ですので教員との距離が近く、一度その先生の授業を受ければほとんどの先生が自分の顔と名前を覚えてくれる、というのも魅力の1つと言えます。

不満に感じていること：園芸の授業が必修

1年生の時に園芸の授業が必修であり、午前中から畑仕事をします。夏は暑い中畑仕事をして汗をかきますがシャワー室などがないため、そのまま次の授業を受けなければなりません。女子大学で園芸の授業を必修にするのであればシャワー室はあった方がいいのではないかと思いました。また、大学から畑まで少し距離があるため、ジャージに着替えて畑に向かうのに他の授業の時よりも朝早く学校に行き準備をしなくてはならない為、とても大変でした。

恵泉女学園大学のおすすめ学部：人間社会学部 国際社会学科

国際的なことを学びたい人におすすめしたいのがこの学科です。こちらの学科は英語コミュニケーション学科と違い、国際情勢を重点的に学ぶことが出来ます。協定留学をした際もこちらの学部の方が単位として認められる数が多いです。

恵泉女学園大学に通って良かった？

卒業する年の春に協定留学をし、協定先の大学では取得できない単位があり卒業できないのではないかととても心配しましたが、ゼミの教授やその他の先生、事務のスタッフのサポートもあり、無事に卒業することができました。1年生のうちは必修の授業が多く忙しかったのですが、2年生になると必修科目の数がぐんと減るので、アルバイトや校外での活動に時間を当てることが出来ました。そのおかげで学校外での人との交流が増え、とても充実した4年間にすることが出来ました。