奈良大学の評判・口コミ【文学部編】

奈良大学の特徴

大学の立地場所が丘の上にあり、周囲と比較して冷涼な気候となっています。立地場所は最寄り駅から2km程離れた周囲よりやや標高が高い地域に位置しております。そのため、最寄り駅付近など他の地域よりも1年を通して気温が低い傾向にあります。2~3℃程の気温さでしょうが、かなり体感的には涼しく感じるはずです。キャンパス内には校舎周辺を中心に木がたくさん植えられており、四季折々の姿を見せてくれます。大学内の冬季は奈良県にしては気温が低く、寒さが厳しいですが、春や秋などのさわやかな季節は、外のベンチやテーブルでランチを食べるのも良いでしょう。

満足していること：ゼミ・研究室

1つはゼミの先生と生徒の距離が近く、何か相談があれば、すぐにゼミの先生に質問しやすい環境がある点です。もちろん、大学の先生の時間が空いている時でないとダメですが、あらかじめ先生と相談時間を約束しておくとスムーズに相談することができるでしょう。もう1つはコンピュータなどの機材が優秀なものが多く、他の大学では東大や京大にしかないような設備が整っているからです。設備もしっかりしており、学科内であれば他分野の先生同士のつながりも強いので、学生がやる気になれば、かなり高度なこともできる環境となっているからです。

満足していること②：キャンパスの環境

大学の周囲の自然環境が好きだからです。大学のキャンパス内にはたくさんの木が存在し四季折々の風景が見られるのが気に入っています。春には満開の桜が、秋には大学周辺以外の奈良のほかの地域よりも一足早い紅葉が見られます。快適に食べれる期間は少ないですが、外のベンチやテーブルで爽やかな風を感じながらお昼を食べることもできます。大学周囲には個人で営業しているお店以外はあまりなく、比較的落ち着いた環境となっています。

不満に感じていること：留学制度

大学の相互交換留学制度の対象学校や国が少なすぎることです。この交換留学制度は「留学しても、留学先で取得できた単位も奈良大学で認定してもらえ、基本的には4年間で卒業ができる制度」です。また語学試験の成績内容によっては留学先での費用を大学が一部補助してくれるなど非常にお得に留学出来る制度なのですが、対象国が中国、韓国、イギリスしかなく、留学先の学校や地域も非常に限られていたので少し残念に思いました。もう少し対象国を増やしてもらえたり、学校の制限をなくしてもらえると行きやすくなると思います。私はカナダがあると行ったと思います。

不満に感じていること②：サークル

サークルに参加しにくいためです。その理由、入学式や新歓時期は盛大にチラシを配布しているのですが、ある一つのサークル団体のチラシをもらうと、もらうつもりはないのにどんどんチラシを押し付けられます。もらわないのも悪く、もらうしかないのですが、メインロードを通るたびにチラシを押し付けられるので大変しんどいです。その割りに、チラシ以外での勧誘がおこなられず、上の学年だけですでにグループが完成されているような雰囲気なので、チラシ配布の期間が過ぎると勧誘があまりされないので5月以降になると入りずらい印象が有ります。

奈良大学のおすすめ学部：文学部 文化財学科

まず、日本の文化財に関しては最先端の研究ができることで有名で人気があります。そのため、この大学の他の学科と比較しても文化財学科はやや難易度が高いです。しかし、文化財や歴史の宝庫である奈良、あるいは隣の京都で文化財について学べるのは非常に恵まれた環境です。

奈良大学に通って良かった？

第一志望の大学ではありませんでしたが、そこで落ち着いて環境で、たくさんの良い方と出会い、良き時間を過ごせたので良かったと思います。幸いにしても第一志望の学科に入学できたので満足しています。そこで、社会について、柔軟に幅広く考える力を身につけられたと思いますが、これもこの大学の授業を通して出会った先生方、そして与えられた自由な時間のおかげだと思います。奈良大学に入学したからこそ、勉強したいことや研修でいろんな地へ足を運ぶことができて良かったと思います。