大阪大学の評判・口コミ【薬学部編】

満足していること：大学の知名度が高い

一応旧帝国大学ということで、かなり良い教育を受けられているのではないかと思います。おそらく各学部にその分野で最先端の研究をしていたり沢山の実績のある先生がいると思いますが、そのような研究者の講義を聴けるので恵まれていると感じられます。すべての学生がすべての講義に満足するわけではないと思いますが…。また、他の大学や企業で成功を収めている方も呼んで講義してもらえることがあり、この機会が多いことも日本でそこそこのレベルを誇っているからだと思います。さらに、学生の質も高いと思います。人数の多い総合大学なので上から下まで多種多様な人がいますが、私の周りは優秀で人柄も良い友人で恵まれています。

満足していること②：経済的な支援がある

学生への支援として授業料免除がありますが、これも国立大学であるためか承認される人が多い印象があります。免除を受けるハードルとして経済的な制限はかなり厳しいですが、それをクリアしてしまえばほぼ確実に承認されます。この点において満足している学生はごく限られているかもしれませんが、厳しい経済状況にある母子家庭に育った私としては、他の私立大学などに通っていた場合と比べてお金に困ることが少なくなっているはずなので、大変助かっています。

不満に感じていること：立地が不便

3つのキャンパスがありますが、基本は山に建っています。全学部の学生が１度は通うことになる豊中キャンパスは駅から徒歩10-15分、学部棟によってはもっとかかります。自宅通学者の多くが利用する石橋駅からのルートにある阪大坂が急で長いので、夏場は登っている学生の顔がだいたい死んでます。朝からここを登るだけでも体力を持っていかれます。吹田キャンパスも学部によってはどの駅を使ってどうあがいても20分以上歩かないとたどり着かない学部がありますし、急峻な坂もキャンパス内に至る所にあります。人力で通うもんじゃないです。キャンパス周辺は山と住宅街しかなく、学生が利用できるお店は少ないです。箕面キャンパスは行ったことが無いのですが、山らしいです。

不満に感じていること②：妙に自意識が高い

私の大学は「日本３位」ということを意識していて、さらなるレベルアップを図ろうと、近年制度を変えたり学生のレベルを上げようと必死になっているように映っています。学生としては本当に３位か？と疑問に思っていることもあり、大学の順位には関心がないので、大学と学生の間にギャップが生じています。大きくぼんやりした目標を掲げて訴えかけるより、学生の意欲が向上するように細かな業務の効率化や施設の改善に取り組んでもらいたいというのが学生の意見だと思います。

大阪大学のおすすめ学部：基礎工学部

この大学でも一番有名な教授の一人、石黒先生のアンドロイドの研究室があり、私の周りでも志望する人が多く人気がある印象です。他の大学に同じ名前の学部も無いので、ここでしか学べないこともあるのではないかと思います。

大阪大学に通って良かった？

大学は忙しくて入学前に抱いていた沢山遊んでいるという大学生像が完全に崩壊していますが、その分遊んでいる大学生より学問においては優位に立てると感じています。また、個人的な事情ですが、授業料の面でもサポートを受けられていることも大きいです。個別指導塾のアルバイトに応募したときに採用のための学力テストが免除されたことからも、社会的に良い学生と認められやすいのかなと感じています。これからもこの大学、大学院で頑張っていきたいと思えています。