武庫川女子大学の評判・口コミ【薬学部編】

満足していること：同じ目標の学生が集まる場所になっている

武庫川女子大学の薬学部のキャンパスは、本学キャンパスとは別の場所に独立しています。人によっては疎外感を感じるかもしれませんが、薬剤師になるという同じ目標を持つ女性達だけが集まる場所ですので、本気で薬剤師を目指す人にとっては学生同士互いに高め合える環境になっています。テスト期間は特に、キャンパス全体の雰囲気が引き締まり、自然と頑張ろうという気持ちになれます。また勉強だけではなく、キャンパス内にはテニスコートや卓球台があり、道具は一式事務室にて無料で借りることができます。適度な運動、息抜きとしての運動もできます。教授と生徒の距離も近く、教授たちは皆、未来の薬剤師のために、朝早くでも夜遅くでも親身になって分かるまで教えてくださいます。

満足していること②：奨学金制度が整ってる

私は母子家庭で薬学部の高い学費が払えず、奨学金制度を利用しています。しかし、奨学金のほとんどは学費に当てているため、通学定期代や教科書代など、大学生活を送る上で必要な費用を工面するのが大変でした。しかし私の大学では、独自の奨学金制度があります。成績や家庭の収入状態を考慮した上で、将来返還しなくて良い奨学金があります。私はこの制度を利用して大学から奨学金を受けることができたのです。このように、大学が積極的に学生を支援してくれるため、安心して勉学に励むことができます。

不満に感じていること：本学キャンパスの改善がメインである

私の大学では、本学キャンパスの他に、建築学科、薬学科の独立したキャンパスがあります。生徒数を考慮すると仕方ない事なのかも知れませんが、本学キャンパスばかりが、より綺麗で使用しやすい校舎に改善されている点が気になります。学費を納入している以上、本学キャンパスばかりでなく、その他のキャンパスも同じように改善してほしいです。例えば、食堂の机や椅子は本学キャンパスの方が丈夫でインテリア性に優れています。メニューも本学キャンパスは豊富なのに対し、私のキャンパスは同じメニューばかりです。トイレの設備やwi-fiの接続などにも大きな差があり、ほかのキャンパスの改善も進めてほしいと思います。

不満に感じていること②：大学までの道のりが危険

薬学部のキャンパスは、甲子園駅から徒歩20分程度歩いたところにあります。しかし、その通学路は歩道を自転車がスピードを出して走行しています。逆走している自転車も多く、大変危険だと感じます。大学側からは、住宅街ではなく大通りに面した歩道を歩くように指示されているため、通学路を変えることはできません。通学路を指示するのであれば、近隣住民の自転車の乗り方について注意喚起してもらいたいです。

武庫川女子大学のおすすめ学部：薬学部 健康生命薬学科

健康生命薬学科では、薬剤師の国家試験を目的とせず、化粧品や医薬品の開発といった研究職に就きたいと考える人にはうってつけの学部です。薬学科のように6年間通う必要はなく、しかしながら薬学の知識はより専門的に学ぶことができるからです。

武庫川女子大学に通って良かった？

他の大学に比べると実習の終了時間が早く、夜遅くまで大学にいる必要がないからです。また、共通教育科目の必須単位が削られたことで、薬学部の生徒としては、薬学方面の勉強に力を注ぐことができるからです。第二外国語を選択しなくても卒業できるカリキュラムなので、外国語が苦手または関心のない生徒には楽だと思います。研究室では、教授との距離が近く何でも相談できますし、国家試験の対策も実施してくれる為、非常に心強いです。