明治薬科大学の評判・口コミ【薬学部編】

満足していること：実習のレベルが高い

薬科大学であるため資格をとるのを目的とした授業が行われます。その授業のカリキュラムの中にある実習はレベルの高いものです。1クラス約100人が同時に実習、実験を行います。人数が多いですが教授やアシスタントティーチャーの助けによってスムーズに活動を行うことができます。また、高価な器具の使い方や薬品を用いることもあり、それらを用いた実験は今まで高校でやってきたような実験とは一線を画しています。自己のDNA解析をしたり、アルコールのパッチテストを行ったり、身近なことを実験で知ることができ、とても有意義なカリキュラムだと思います。

満足していること②：国家試験の合格率が高い

明治薬科大学には薬学部と生命創薬学部の2つの学部があります。その中の薬学部は６年制で薬剤師の国家資格をとることを目的としています。薬学部は６年間のカリキュラムの後、国家試験を受けることになります。その合格率が明治薬科大学は非常に高く2012年～2018年の間の合格率が96.89％です。全国の大学の平均合格率84.87％と比べても非常に高い値となっています。また「本当に強い大学2017」において薬学系での3年間就職率ランキングで第3位となっており、安定した進路を約束してくれている大学です。それらの点において自分は明治薬科大学に満足しています。

不満に感じていること：キャンパスへのアクセスが悪い

この大学は西武池袋線では秋津、武蔵野線では新秋津が最寄り駅です。駅の周りにはいわゆる大学生が遊べるような施設は乏しいです。遊びに行くとしたら、西武池袋線の所沢駅や池袋に行く必要があります。また、駅から大学までの距離もわりとあります。秋津駅からは歩いて10分近く、新秋津駅からは歩いて20分近くかかります。また、通学バスなどはなく学生は歩いていくか近くに駐輪場を借りて自転車で通う必要があります。学校の敷地はあまり広くないので車、バイク通学はできません。それらの点が不満に感じる理由です。

不満に感じていること②：学生が少なく、イベントが盛り上がらない

この大学は学部が2つしかないことからわかるように、大学の在学生が一般の大学よりも明らかに少ないです。そのためサークル活動や文化祭などにおいて人手が少なく盛り上がりに欠けています。サークル活動の種類も少なく1つのサークルあたりの在籍人数も少ないです。その結果、恋人や友達を作る場としては向いておらず、勉強をする場としての意味合いが強いです。また、文化祭では駅からの遠さや知名度の低さなどもあって来場者は多くありません。それらの点で自分は不満に感じます。

明治薬科大学のおすすめ学部：薬学部

薬剤師の国家資格を取得することができる点において薬学部はよいものだと思います。実習で外の薬局に体験学習などができる点などにおいても、他ではあまり体験することのできないような活動ができます。6年間と長い期間ですがとても有意義なキャンパスライフを送れると思います。

明治薬科大学に通って良かった？

他の大学と違って遊びの時間や機会は少ないですが、将来の自分のために勉強していることが日々実感できる大学だと思います。また、小さい大学のため自分が何かを始めたいと思えば簡単に始めることもできますし、自分の意見で大学や生協購買部の内容を少しだけでも変えることができます。自分の意見を反映させるのが容易な点は通ってよかったと思います。