札幌市立大学の評判・口コミ【デザイン学部編】

満足していること：授業内容が充実している

札幌市立大学デザイン学部では、他大学よりも幅広くデザインについて学ぶことができます。IllustratorやPhotoshop、CADやArduinoなどといったソフトの使い方を学ぶことができるのはもちろん、陶芸や木材加工、金属加工、コンクリート作りさらにはクレイモデルまで触れることができます。3Dプリンターやレーザーカッターを使う授業もあり、生徒が思い描いたデザインをたくさんの表現方法で実現することができます。自分がやりたいことが授業を通して見つかっていきます。

満足していること②：尊敬する先生のゼミに入れた

尊敬できる先生と個性豊かな仲間とのゼミはとても楽しいです。自分のアイデアに対して他人から意見をもらうことで、アイデアがブラッシュアップされていきます。また逆に他人のアイデアに自分が意見を出すこともトレーニングになります。また、先生のプロジェクトの手伝いをすることによって、デザイナーやアートディレクターの仕事を身近に体感することができます。デザイナーになりたい学生にはとてもいい環境が備わっています。

不満に感じていること：連携授業の内容に偏りがある

日本で唯一、デザイン学部と看護学部の連携授業があると謳っている札幌市立大学。１年次と３年次にそれぞれ連携授業が実施されますが、多方面からの不満が尽きません。デザインと看護の連携といいつつも内容はデザイン側に偏っている内容。提出しなければならないポスターや模型、プレゼンテーション資料は全てデザインの学生任せ。デザイン側の活動時間と看護学部の活動時間が釣り合っていないなど、生徒からも先生からも不満が出ています。

不満に感じていること②：サークルの数が少ない

看護学部とデザイン学部、それぞれ１学年90人前後しか生徒がおらず、全学年の生徒を合わせても人数がとても少ない状況です。他の大学と比べると人数の少なさは明白です。さらに看護学部とデザイン学部は異なるキャンパスで学んでいます。そのためサークルの数自体が少なく、サークルに所属している人も少ないです。サークル活動があまり活発ではなく、しっかり機能しているサークルの数は片手で数えられるぐらいしかありません。

札幌市立大学のおすすめ学部：デザイン学部

授業内容や施設の充実度、先生方の研究内容、生徒の個性の強さ、何をとっても素晴らしい学部です。高校時代に思い描いていた大学像の何倍も何十倍も充実しています。デザインを学びたいけれども、漠然としていてどの分野に行きたいかわからない、という人にはぴったりの大学です。

札幌市立大学に通って良かった？

デザインを学びたいと漠然と考えながらすごしていた自分ですが、この大学に入ってとてもよかったと感じています。デザインの基本的なスキルや知識は一通り学べます。また、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、メディア関連、空間芸術、建築など多種多様な専門分野を持つ先生方のおかげで、生徒は自分のやりたいことを見定め、その分野を学んで行くことができます。