岡山大学の評判・口コミ【環境理工学部編】

岡山大学の特徴

岡山大学では、広いキャンパスと恵まれた天候のもと、のびのびと勉強や部活、サークル活動に勤しむことができます。キャンパス内は基本自転車で移動します。総合大学なので学部も多く、特に教養の授業では、他学部の人たちとも関わることができるので友人も増えます。農場もあり、農学部の施設は国内でも有数の質の高さを誇っています。工学部の生徒は、1年次に研究所訪問があり、これから自身が所属する研究室を間近で見ることができ、進路の意欲も湧きます。

満足していること：キャンパスの環境

岡山は「晴れの国」と言われるほど雨が降らず、部活やサークルなどの日々の活動を活発に行うことができます。広いキャンパスにさまざまな施設が設置されているため研究も盛んです。2013年度にはグローバル人材育成特別コースが開設され、グローバル社会で活躍する人材育成を目的とするカリキュラムを取得でき、海外にも視点を向けられるようになりました。学部は、学科に分かれているのでアットホームで仲がよく、理系的なことだけでなく、文系の内容まで幅広く学ぶことができる学部がいくつもあります。

満足していること②：授業

海外留学生の受け入れや、岡山大学から海外への留学をしやすくするために、120分クォーター制が2016年より導入されています。経済学部は、経営コース、国際比較コース、経済学コースと別れており、数学の苦手な人でも自分に合ったコースを履修することが可能です。大講義が多いですが、少人数講義・ゼミもあります。一授業で60分なのは集中出来るので良いけれど、キャンパスの広さを踏まえると休憩が10分しかないのは少なく感じます。8限まであるのでしっかり学ぶことは出来るものの、クォーター制に従っているため広く浅くと感じる時もあります。

不満に感じていること：進路・就職

薬学部では、就職活動のサポートはほとんどありません。ほとんどの人が自由応募で自力で内定をとってきます。9割以上の人が同大学の修士号をとり、数人は博士号もとります。毎年、ほとんどの人が製薬関係の仕事に就きます。職種の内訳は、１割が研究職、3割が開発職、残りが、生産技術職やMR職、CROなどのモニター職など。大手企業に就職するのは無理ではないが、難しいです。先生もアドバイスなどはほとんどしてくれないので、自分が調べて自分で行動するしかないです。ゼミの先生は大学院にそのまま進学して欲しいと思っています。

不満に感じていること②：就職サポートが弱い

教育学部では、単位は取れますが、教員になりたいならお勧めしません。教員採用試験のバックアップはほとんどしてくれません。岡山で１番の大学だし、絶対に教員になれると思って入ったのに、将来を不安に思う人も多いです。自分の力で頑張るしかないと思います。岡山の私立大学の方が教員採用試験の合格率は高いです。地方中堅大学なので、大手に入ろうとすると旧帝大の人たちに負けてしまいます。推薦もあまりないので少し辛いです。

岡山大学のおすすめ学部：農学部

2年生からコースに分かれるので、入学時点でどの分野を学びたいか決まってない人にとっては良いと思うからです。また、一年間で気が変わることもあるので、1年生で総合的に学べるのは良いと思います。1年次は必修があり、１年次の成績で２年次のコースに影響が出るので、勉強をサボることはあまりないと思います。２年次、３年次は授業に実験や実習があるので楽しいです。

岡山大学に通って良かった？

真摯に授業に向き合う教員が多いと感じます。なお、大学敷地内でのアクセスですが、文学部・法学部・経済学部棟は他のどの学部よりも図書館に近い位置にあります。その隣にはマスカットユニオンという、学内で一番遅く（平日２２時）まで開店している食堂があります。情報系の授業で使用することが多い情報統括センターも近く、学内でも恵まれた場所に位置しています。学外へのアクセスでは、文・法・経済は敷地の北西側に位置するので、一見市街地へのアクセスが不利に見えますが、学部棟からすぐ南に、国道２号線へと繋がる岡山大学筋があり、帰り道にコンビニやスーパーに立ち寄るのが比較的容易です。ちょっと自転車を走らせれば岡山駅やイオンモール岡山があり、カラオケやらなんでもあります。地方国立大学ではトップクラスに恵まれた立地です。