静岡県立大学の評判・口コミ【国際関係学部編】

最終更新日：2020/01/21

口コミ・評判
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今回は、静岡県立大学国際関係学部国際言語文化学科の卒業生(卒業後2年以内)に静岡県立大学の雰囲気や魅力、特色について、伺いました。回答の中で、ゼミ・研究室、授業など、在籍している人ならではのリアルな口コミ・評判を教えていただくことができました。後半パートでは、静岡県立大学に通って良かったかについても、ずばり回答していただきましたので、静岡県立大国際関係学部に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

※画像は各大学HPより引用(URLは基本情報欄に記載)

回答者プロフィール

大学：静岡県立大学国際関係学部国際言語文化学科
状況：大学卒業後、2年以内
性別：女性
総合評価：★★★★☆(満足)

静岡県立大学の特徴

静岡県立大学は西洋風のレンガ造りの外観で、キャンパスの中を奥へと進むにつれて坂になっています。県立大には、薬学部、食品栄養科学部、国際関係学部、看護学部、経営情報学部があります。その中でも国際関係学部には、海外志向の生徒が多く、見た目もおしゃれで華やかな生徒が多いです。反対に薬学部などは、知的で真面目そうな人が多い印象です。学校からは富士山の絶景をのぞむことができるので、県外から来た人は特に感動すると思います。

満足していること：ゼミ・研究室

ゼミは「朝鮮半島から見た国際政治」という内容を学ぶゼミに入りました。週に1回ゼミが行われ、文献を読んでレジュメを作ってくるという課題がありました。ゼミではレジュメに沿って議論が行われました。内容が国際政治ということもあり、毎日新聞やニュースをチェックするのが自然と習慣になりました。私は特に北朝鮮問題に関心を持ちました。ゼミの教授がテレビでも有名な北朝鮮専門家だったため、すごく勉強になり満足のいく学びができました。

満足していること②：授業

特に印象に残っている授業は、安全保障論と現代アメリカ論です。安全保障論は少人数の授業でした。毎回さまざまな文献を読み、文献の趣旨を要約したり、気になった点を議論するというものでした。文献の内容は、拡大抑止や米中対立など少し難しい内容でしたが、先生の解説が分かりやすく日々のニュースも理解できるようになる部分がありました。現代アメリカ論は、アメリカ建国の歴史から、現代のアメリカの政治のあり方について学ぶ授業でした。先生の作ったパワーポイントが非常に分かりやすく、多くのことを吸収できてよかったです。

不満に感じていること：部活動

私は高校時代に美術部に所属していました。大学でも美術を趣味として続けていきたい意思はありましたが、残念ながら静岡県立大学には美術部がありませんでした。ダンス部やマンドリン部などが人気のある部活でしたが、それらの部活に所属する子たちは、見た目がすごく華やかで、いかにも大学エンジョイしてます、というオーラを放っており、地味な私にはその輪の中に入っていく勇気はありませんでした。大学時代、やりたい部活をやれなかったのが一つの心残りです。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

大学のキャンパスには図書館がありましたが、非常に小さく、貯蔵している本の冊数も少なかったです。私は大学時代、友達がいない代わりに本が私の友達だったので、図書館が小さかったのは不満に感じています。日本語文献も少ない方だったのですが、英語の文献になるとさらに冊数が少なく、卒論を書くときなどに苦労をしました。大学の図書館にない本は、もう少し大きな図書館に行って探したり、わざわざ別のところから取り寄せなければなりませんでした。

静岡県立大学のおすすめ学部：国際関係学部

国際政治や経済について学ぶと、日々のニュースに関心をもつようになるし、ニュースの内容や討論が少しずつ理解できるようになります。また、教授陣も素晴らしい方が多いので、授業を受けて議論したり思索したりするのが楽しいです。

静岡県立大学に通って良かった？

静岡県立大学への満足度：満足

私は、大学時代の集大成とも言える卒論を書くのがすごく楽しかったです。私が研究したテーマは、「日朝国交正常化交渉の重要性と課題」という内容でした。少し難しい内容ではありましたが、研究するにつれてどんどんはまっていきました。まず、卒論を書くにあたって多くの文献を集めなくてはならないのですが、その作業をするのが楽しかったです。感覚としては、レシピを決めて素材を買ってきて、まるで料理をしているような感覚でした。