岩手医科大学の評判・口コミ【薬学部編】

志望理由

もともと薬剤師になりたい夢があったためです。地元にも薬学部のある大学は1つあったのですが、家から遠くいずれにしても一人暮らしをしなければならない状況でした。そこでせっかくだから県外で過ごしてみようという意思が固まり、地元から近すぎず遠すぎない近郊の県を選び大学を決めました。薬学部の他にも医学部・歯学部、最近は看護学部もでき、系列の専門学校も歯科技工等医療系に特化した大学なので、周りの意識も程よく高くメリハリがつきやすいのではと思ったのも志望した理由の一つです。

大学で勉強していること

薬剤師になるための薬の知識や生物実習はもちろん、医療の基礎知識や薬局・病院研修なども行なっています。研修は大体県内出身の学生であれば地元近郊、県外出身の学生は一人暮らしの自宅近郊で設定されますので、無理なく通えて環境的にも楽です。1日の授業は大体8時50分から16時10分頃までで、2年生までは主に基礎化学や細胞生物について学びます。3年生からはより本格的な「薬」の本質についての学習や実習時間等が多めに設けられており、4年生ではCBTという全国の薬学部生共通の試験対策も行われます。5年生は主に薬局や病院での実習で経験を積み、6年生になるとほとんど自学になります。

満足していること：学内環境と研修制度が整っている

何と言っても、医療系大学ならではの充実した施設設備です。どの学部にも柔軟に対応しきれる学内の設備は、やはり自慢であり満足のいく点です。調剤室や模擬薬局を初めて見たときはとても感動しました。附属病院で受けられる充実した現場実習も、これから入学される方には是非楽しみにして頂きたいです。キャンパス自体も非常に綺麗で、中にコンビニもあるので、実習中にお腹が空いたりするとみんなで買い物しに行っています。また、入学時に一人にひとつ鍵付きのロッカーが無料貸与されますので、重い教科書やPC、白衣などもいちいち持ち帰らずに済みます。手持ちの荷物が減るのはとてもありがたいですよね。

不満に感じていること：駅からは近いが車がないと不便

駅から歩いて15分ほどの場所にあるので、電車通学の学生も通いやすく、立地も悪くはないとは思うのですが、そうは言ってもやはり郊外です。ベッドタウンにあるので、大きな商業施設やショッピングスポット、映画館なども全くなく、基本的に遊びに行くには車が必須です。田舎ならではの特徴ですが…。実家暮らしの学生は車を持っている人が多いですが、私のような一人暮らしで車のない学生はかなり不便だと思います。急ぎの用事があったときなんかは、結構大変です。

岩手医科大学のおすすめ学部：薬学部

近年の新設学部なのでまだ歴史は浅いですが、そのぶん教授陣がわかりやすく画期的なカリキュラムを組んでくださっているので、勉強内容はとても充実しています。どの学年も気のいい学生が多いので、同期だけに止まらず先輩や後輩との関わりも深いです。学生生活が充実すること間違いなしです！

岩手医科大学に通って良かった？

時間割を自分で組んで決めるのではなく、全員が決められた授業を受けるので、学部全体に一体感があります。この仲間たちと一緒に薬剤師を目指すんだ！と思うと、自然と意識も高まります。一緒に過ごす時間が長いのでみんなの仲も良く、分け隔てのない関係を築けている気がします。4年生まではなんだかんだ、少しではありますがアルバイトをする余裕もありますし、友達もそれぞれサークルや部活に所属して楽しんでいる印象もあります。