北見工業大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

将来的に技術職の仕事に就きたかったため、工業の分野を中心的に学べることや、電気の専門分野を選択できるので、この大学を希望しました。センター試験で受験するのは学力的に厳しかったため、推薦試験で大学を受験しました。高校の内申点と学力評価があれば、筆記試験はかなり易しく、入学しやすい環境ではないかと思われます。試験の過去問を何度も解き、面接練習を重ねた結果、入学することができました。

大学で勉強していること

4割が数学科目でした。線型代数、数学序論、解析学、基礎数学などの工業分野で必須の微分積分の応用分野と、電気分野で必要な計算を学びました。5割が専門分野でした。電気回路、電気磁気学、量子力学、プログラミング、電磁波工学などの専門的分野の基礎知識を学びました。科目によっては、演習や工学実験でレポートを書くなどもありました。残り1割が、英語や体育、倫理などの文系科目の学習でした。周囲とコミュニケーションを取らせるのが目的で、内容はそこまで深いものではないように感じました。

満足していること：色々な体験をしながら進路を決められる

私の入学時は、学年が上がることにより専門分野に分かれ、ほぼ希望通りに進むことが出来ます。1年次には情報電気エレクトロニクス系に所属し、電気と情報の二分野について学ぶことができました。2年に上がると、電気電子か情報通信のどちらかの分野に進むことが出来ました。私は電気の分野に進み、３年次には電気か電子で選ぶことができ、学年が上がり知識を増やしていく中で、より突き詰めた内容を学ぶことが出来るシステムになっています。（私の一個下から学科編成があり、今はこの通りのシステムではありません）

不満に感じていること：自主学習スペースの場所が少ない

テスト勉強や資格勉強などで家よりも学校のほうが集中できる為、授業以外でも学校で勉強をしますが、図書館に隣接するラウンジなどは大学生以外も利用可能なうえ、会話可能エリアなので、節度のない高校生や大声で会話する人たちも多く、全く集中できません。期末テスト期間は場所が埋まり、早い者勝ちになっています。その上、電気の消灯時間や部屋の施錠時間も早く、あまり効率よくテスト勉強をすることができません。

北見工業大学のおすすめ学部：電気電子工学科

大きく3学科ある中で、一番就職率が高い学科になっています。また、電気の分野なので、電気関係の仕事だけとは限らず、建築関係や公務員などの仕事に就く学生も多く、将来がまだ明確に決められない人にも柔軟なのでおすすめです。

北見工業大学に通って良かった？

1年生の授業数が一番多く、学年が上がるごとに時間割数が減っていくので、しっかり単位をとっていけば自由な時間が増え、やりたいことに費やすことができます。4年生になると、殆どが研究活動・卒業論文の作成になるので、集中的に打ち込むことが出来ます。また、卒業研究に入る前に就職活動を優先して良いので、就職活動を悔いなく終え、安心して作業に取組むことができます。1年生の科目の多さは多少厳しいですが、頑張れば頑張った分、後で自由を掴めるシステムになっていると思います。