北見工業大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

理系に進みたかったのですが、浪人をしてしまい、予備校に通いました。親への負担をこれ以上かけたくないと考えていたので、学費が安い国立大学への入学がマストでした。しかしセンター試験の結果はあまり伸びませんでした。センター速報の判定では、国立の理系の中で唯一A判定が出ていたため、本学を受験しました。A判定であっても二次試験がどんな傾向か見て決めようと思っていましたが、前期入試はセンターの結果だけだったので、無事合格しました。

大学で勉強していること

工学部ですが化学系の学科だったため、有機化学、無機化学、分析化学、食品化学、環境化学といった講義が多かったです。一年生の内は、コンピューターの授業や数理解析や線形代数などの数学、力学や物理学実験など、他学科の要素を含んだ講義も多かったです。また、全学科共通で工学倫理や、知的財産、英語や中国語のような教養に近い講義も設けられているため、ためになった印象があります。四年目は研究室配属で、各々学べることは異なると思います。

満足していること：友人が近くに住んでいる

地方大学ならば多いと思いますが、ほとんどの学生が実家を離れて暮らしているため、大学から徒歩圏内に部屋を借りて生活しています。そのため、友人同士の交流が時間関係なくできます。宅飲みやホームパーティーをしたり、自由なキャンパスライフを送りやすいと思います。辺ぴな土地であまり住みやすくないのですが、同じ境遇の仲間と過ごせていることが支えとなり、学生生活のいい思い出がたくさんできています。

不満に感じていること：学科によって忙しさに幅がある

学問分野が異なると仕方ないとは思いますが、6学科編成の中で忙しい学科と暇な学科の差が激しいと思います。私の学科は比較的忙しく、毎回テスト時期になると二けた近い科目のテストがあり、大きな負担がかかっていました。しかし、他学科の中にはテスト期間中の試験は数個しかなく、その代わり出席とレポートで単位が取れたり、ノートの持ち込みが許可されている講義もあります。また、テストはあってもテスト期間外に前倒して行っている教授もいました。その分の拘束時間が長いのはとても不公平だし、不満です。

北見工業大学のおすすめ学部：工学部

工学部しかないので比較はできません。ですから、学科について書かせていただきたいのですが、そちらも私の下の代より編成が行われており、また、編成後どの学科に入学しても、どこのコースの研究室にも進めるようになっているので、私の知っている範囲で書くことはできません。

北見工業大学に通って良かった？

辺ぴすぎて何もないため、お金を使わずに済みます。精一杯稼ぎ、地元や旅行に使うことができるのはいいですし、同じ境遇の仲間と出会えたことはこれからの人生で大きな財産になると思っているからです。しかし、同じ境遇と言うのは大学や地域に対する不満を言い合って分かり合える仲間でもあるため、常に不満のある大学生活でもあるということです。それをとても良いとは思えないので、この程度の評価にしました。この大学、この土地以外で同じ仲間に合えればもっと最高でした。