東京福祉大学の評判・口コミ【心理学部編】

東京福祉大学の特徴

東京福祉大学はメインキャンパスが群馬県の伊勢崎市にあります。また首都圏には池袋と王子にキャンパスがあります。学部は教育学部、心理学部、社会福祉学部、保育児童学部があり、短大部、通信教育学部があります。通信教育学部は若い人から老年の人まで様々な年齢層の人が通っています。通信部には科目により、スクーリングがあり、伊勢崎、池袋、名古屋で行なっています。科目によりスクーリングの日数は違いますが、そのほとんどは一科目につき土日二日間連続で行う授業が多いのが特徴です。また、通信では、スクーリング、レポート、科目終了試験の全てを合格しなければ単位が取れない仕組みになっています。他校と比べると通信は非常に厳しく、卒業するのは簡単なことではありません。

満足していること：通信教育部がある

働きながら大学に通いたい人にとって通信教育学部は非常に助かるシステムです。授業料も通学生に比べてとても安いので、様々な事情を抱えている人でも学ぶことができるという利点があります。また、特に関東近郊に住んでいる人については、池袋と伊勢崎にキャンパスがあるため比較的通いやすい利便性であります。また、様々な国家資格を取るためのカリキュラムになっているため、社会人がステップアップのために学びやすい環境が整っています。

満足していること②：授業

通信部の場合は大方の場合、一科目につき丸二日間連続で授業を受けなくてはなりません。先生も生徒も同じメンバーで二日間授業を受けます。そのため、連続で一度に集中して学べるため、頭に非常に入りやすく、短期集中で学ぶことができます。先生もメンバーも変わらないので、わからなかった点などを質問しやすく、グループディスカッションも非常に勉強になります。心理学部の場合はほとんどがグループディスカッションで授業を受けるため、こうしたシステムは非常に学びやすい環境であると言えます。

不満に感じていること：キャンパスの立地

メインキャンパスが群馬県伊勢崎市にあるため、伊勢崎で授業を行うことが多いです。他のキャンパスでも授業がありますが、伊勢崎の方が授業数が多いため、そちらに行くことが非常に多いです。伊勢崎は関東近郊であれば、東京都内からも2時間ぐらいで行ける場所なので、行けないことはないのですが、二日間連続で行くのは少し大変です。大方の人は泊まりで通っているのですが、都内からだと泊っても帰っても金額は大して変わらないので悩むところであります。

不満に感じていること②：授業

授業には利点もあるのですが、通信の場合、同じ先生が二日間同じ科目の授業を行うため、先生によっては非常に当たり外れがあります。そして、ほとんどの科目はスクーリングが二日間のため、その二日間でしか講義は受けられません。そのため、先生によって授業の内容に大きな差があり、それによってその後の科目終了試験などに影響が出る場合があります。また、心理学部ではグループディスカッションの授業を行うために、メンバー構成にも当たり外れがあり、個性が強い人と同じグループになるとやりにくい場合があります。

東京福祉大学のおすすめ学部：心理学部

私自身が心理学部だというのもありますが、数年前に法律が改正され、公認心理士という国家資格ができました。以前は臨床心理士という資格だったのですが、それは民間の資格でしかありませんでした。東京福祉大学はその資格に対応している大学のため今春から公認心理士に対応するカリキュラムが始まりました。今までの民間資格であった臨床心理士より今後遥かに必要とされる公認心理士に対応している大学はまだそんな多くはないので、心理学を突き詰めたい人にはオススメの大学です。

東京福祉大学に通って良かった？

私の場合は働きながら通信教育で学んでいるため、社会人でも大学に通えるシステムは非常に素晴らしいと感じています。通信の学生は40代以降の人が多いので、家庭を持っていたり仕事をしている人がほとんどです。そのため、働きながら学ぶ大変さを分かち合える仲間ができるということは非常に励みになります。また、心理学部や社会福祉学部はそういうことに携わる仕事に就いている人が多いため、様々な情報を得られる機会も多いです。