宮崎産業経営大学の評判・口コミ【経営学部編】

宮崎産業経営大学の特徴

宮崎県唯一の社会科学系の大学です。学部は経営学部と法学部がありますが、両者は繋がりのある学問と考えております。そのため経営学部生が法学部の講義を、法学部生が経営学部の講義を受講することも可能です。さらには外部講師を招いての特別講義などが盛んであり、オランダから農業経営の権威の教授がいらっしゃったこともあります。特別講義では代表の学生が登壇し、外部講師、専門家である教授、学長たちとディスカッションするというようなことをやっております。

満足していること：ゼミ・研究室

宮崎県唯一の社会科学系大学を売り文句にしていることもあり、ここの大学だけでしか学べないこともあるでしょう。私の卒業論文はとある業界の会計報告がテーマでしたが、それに決定したのは「宮崎産業経営大学でしか学べない分野（所属していた研究室でしか扱ってない分野）」というのが一番大きな理由でした。宮崎産業経営大学では異なる学部の講義を受講することができます。そのため経営学の論点でも法学の分野から、逆に法学を経営学の視点から学ぶことができます。

満足していること②：サークル

宮崎産業経営大学では、新しくサークルが誕生することが良くあります（長続きするかどうかは別として）。『学生係』という学生から相談を受ける窓口があり、そちらの担当の方が大変親切であるのが大きな要因でしょう。サークルの設立にはあらかじめ一定数の部員を集めなければなりませんが、『学生係』では「これだったら○○学部の誰々が興味を持っている」「この備品なら使っていないものがあるから手配しておく」といったように、あらゆる助言をしてくれます。もしも新しいサークルを作ろうと考えている方がいらっしゃったら、まずは『学生係』に相談に行くと良いでしょう。

不満に感じていること：キャンパスの立地

私は４年間電車通学でしたが、最寄駅から大学まで自転車で１５～２０分かかっていました。徒歩ではけっこう苦しい距離ですので、もし電車通学を考えているのであれば自転車が必要かと思います。しかし大学から３０分も自転車を漕げば宮崎市街地に着くため、宮崎市を堪能するという意味では持っていて損はないでしょう。また時間帯にもよりますが近くの高校と通学時間が被るため、道路が自転車で込み合うことがあります。道いっぱいに広がって突っ込んでくる高校生集団もいるため、くれぐれも事故には気を付けてください。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

私の記憶が正しければ、宮崎産業経営大学はバリアフリーな施設であると紹介されていました。実際にエレベーターが設置されており、ところどころにスロープが設置されているため車椅子の方でもある程度の場所には移動できるかと思います。しかし全てのトイレに段差があり、用を足すのが困難かと思います（私の卒業後にバリアフリー化されているかもしれませんが）。また大人数用の講義室は階段状になっているため、前の方に行けない、後ろの方に行けないといった問題があるかと思います。

宮崎産業経営大学のおすすめ学部：経営学部 経営学科

私自身が経営学部出身であり、よく理解していない法学部をおすすめするような無責任なことはできないというのが本音です。まずはオープンスクールや合同説明会に参加し、両方の学部を体験してみるのが良いのではないでしょうか。私が学部を決める時もそれらのイベントを参考にしました。仮に在籍中に気が変わっても、条件を満たせば他の学部の講義を受講できますので安心してください。

宮崎産業経営大学に通って良かった？

やはり宮崎県唯一の社会科学系大学という点が大きいでしょう。また経営学部生が法学部の講義を、法学部生が経営学部の講義を受けることができることも、この大学の独特なところであり、ここに進学して良かったと思う大きな要因です。また学業のみならず、課外のサークル活動も盛んな大学です。新たにサークルを設立するにせよ、部員を増やして規模を拡大するにせよ、『学生係』の皆様が相談にのってくださいます。多くの人に支えられた４年間であり、お世話になった皆様に大変感謝しております。