群馬県立女子大学の評判・口コミ【文学部編】

群馬県立女子大学の特徴

群馬県立女子大学では、群馬学というカテゴリーで群馬県について学ぶ講義が複数あります。授業の選びすぎで講義内容の理解が疎かにならないよう、獲得単位を制限するキャップ制というものがあるのですが、群馬学は制限にかからない講義です。そのため、獲得単位を増やしたい学生が取ることが多いのですが、県外出身の人はもちろん、県内の人も知らなかったようなことを学ぶことができ、有意義な講義となっています。また、県民公開講義になっている事が多く、近隣住民と一緒に講義を受け、地元の人ならではの質問から更に理解を深めることができます。

満足していること：サークル

私は軽音楽サークルに所属しているのですが、軽音楽サークルは個人活動を優先的に行えるサークルとなっています。部員数は他のサークルと比べると多い方なので、数人まとまってバンドを結成し、そのバンドで練習時間を確保したり、出演するイベントを決めたりと、サークル規則で縛られることなく、自分の生活にあった活動を行えます。たくさん音楽活動をしたいと思えば、先輩後輩関係なく誰とでも何組でもバンドを組むことができ、イベントを企画することも可能です。同じ趣味を持つ人達が集まるので、とても親しい友達を作ることができ、学校生活がより豊かになります。

満足していること②：ゼミ・研究室

私は日本語学を研究するゼミに所属し、出身地の方言について研究しています。しかし、このゼミでは方言研究だけでなく、語彙研究や現代語の研究なども選択することができ、日本語について広い視野を持ち学ぶことができます。そして、研究内容をゼミの学生で発表しあう場が設けられるのですが、そこでは自分では思いつかないようなテーマの研究発表を聴いたり、自分の発表に対して別の角度から意見を言ってもらえたりするので、より学びたいという意欲が湧き、楽しく研究が続けられます。

不満に感じていること：キャンパスの立地

大学は正直に言って田舎にあり、交通の便がとても悪いです。最寄り駅は大学から歩くと40分～50分もかかる場所にあります。大学前のバス停にとまるバスは、行き先によりいくつかあるのですが、発車するのは1時間に1本程度です。大学生が多く住むため、アパートやスーパーは多く、生活することに不便はないのですが、カラオケやレジャー施設、ショッピングモールなど、大学生ならではの遊びをするような施設は無く、それらのスポットへ移動するのに時間やお金がかかってしまい、友達と思いっきり遊ぶということがなかなかできません。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

大学の講義をする場所は、文学部棟と新館という建物に分かれているのですが、文学部棟の方は廊下に壁が無く外と一体になっているので、夏は暑く冬は寒いです。また、多くの大学はキャンパス内でWi-Fiが使えることが多いと思うのですが、群馬県立女子大学の文学部棟にはWi-Fiは整備されておらず、新館に整備されているWi-Fiも繋がりにくいことが多いので、あまり使えません。もっと設備などを新しくしてもらいたいと多くの学生から不満の声を聞きます。

群馬県立女子大学のおすすめ学部：文学部 国文学科

ゼミに入るのが2年生からと、他の学部や学科に比べて早いので、ゼミ内での発表の準備で忙しく過ごすことが多いですが、その分研究の手順を学んだり、研究に長く取り組んだりすることができ、卒業論文にスムーズに取り掛かることができます。

群馬県立女子大学に通って良かった？

女子大学という女子しかいない環境は不安があったのですが、周りに気を遣いすぎることがなく、自分らしく学生生活を過ごすことができています。また学生自体も少ないので、あまり人間関係でのトラブルが起こらず、学部も限られているので、話の合う学生ばかりです。気軽に色々な悩みを相談できる友達もつくれ、一生付き合っていきたいと感じています。講義も興味をそそられるようなものが多く、友達と勉強会を開くなどしながら楽しく学ぶことができます。