九州栄養福祉大学の評判・口コミ【リハビリテーション学部編】

満足していること：リハビリテーション発祥の地で学べる

大学の所在地が日本のリハビリテーションの発祥の地であり、講義以外にも講話などでリハビリテーションの成り立ちについて学ぶことができます。学校のつくりも昔の病院を改装したもので半分以上はそのままの形で残っているため、過去の機材に触れながら知識や技術を身に着けることができます。また、教授や講師の先生方も大学が専門学校だったころの卒業生の方が多く、誇りをもってレベルの高い講義を開催してくれています。そのおかげで近隣のリハビリテーション学部よりも学生の平均レベルが高いです。

満足していること②：障害者とのかかわりを多く持てる

九州栄養福祉大学では、障害者とのかかわりを1年生のころから持つことができるため、4年間気を抜かず知識を蓄え続けるモチベーションアップにつながります。ただボランティアやアルバイトに参加するだけでなく、それぞれの障害者の持つ問題について考えることで知識を深めることができます。３、4年生では実際に病院に出向き臨床実習があるので、その前段階としてはうってつけだと考えてます。これはこの大学ならではのコミュニティや教員同士のつながりによってなされるものだと思います。

不満に感じていること：設備の老朽化対策が追い付いていない

九州栄養福祉大学は九州リハビリテーション大学校という半世紀近く続く専門学校をそのままキャンパスとして使用しています。そのためところどころ施設の老朽化や設備の不備がみられます。パソコンやモニターなどは大学になった際に買い替えたようですが、昔ながらの機材が多くあります。ほかにもWi-Fiがつながっていないなど、ほかの大学と比較しても設備面で大きく劣っていると思います。学生からも多くの要望が出ていますが、なかなか改善されないのが不満です。

不満に感じていること②：新サークルの設立に非協力的

大学の性質上、勉強や課題、試験対策に追われるためサークルに入っても週1回の活動がやっとです。しかし、勉強ばかりでは息も詰まるので皆が何かしらのサークルに入っています。しかし、サークル数自体が少なく、したいことができずにストレスを抱えている学生も多いです。新サークルを設立するための人数が揃ったとしても、顧問がいません。サークル顧問をしていない教授に顧問になるように頼んでも「そんな暇があるなら、勉強しなさい」と言われます。4年間で設立された新サークルはわずか1つです。学生の半数はこのことに不満を抱えています。

九州栄養福祉大学のおすすめ学部：リハビリテーション学部

日本の高齢化に伴い、医療や介護の仕事の需要は年々高まっています。そのため、就職難に陥ることも少なく、ほとんどの学生が第2希望までの病院や施設に内定を決めることができます。将来、就職に困りたくない人にはお勧めです。

九州栄養福祉大学に通って良かった？

リハビリテーション発祥の地で、自分たちの大先輩にあたる教授たちからレベルの高い講義を受けることができ、臨床実習でもその成果を身をもって感じることができます。きつい思いをしてきた分、それが実を結ぶ瞬間をほぼすべての学生が感じることができます。閉鎖された学校であるがゆえに、学科全体の仲もよく皆が高い目標に向け努力することができます。